LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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2005年04月20日(水) 診察室で情報収集

週1回の通院&自宅勤務日。仕事上の急ぎの案件もないので、午前中はわりとノンビリして、12:00にクリニックへ。

「最近の調子はどうですか?」
「今週はわりと落ち着いてます。」
「一昨日と昨日は、帰りは何時くらいだったの?」
「2日とも家に着いたのが8:30だったかなあ……」
「それぐらいになっちゃいますか。水曜日が自宅勤務というのはやっぱりよかったですねえ。じゃ、今日はこれからおウチでお仕事?」
「はい。でも、特に差し迫った仕事があるわけではないので、次の案件の下準備をしておけばいいわけですから、すごく気持ちは楽です。」
「次の案件というと?」
「感染症の調査です。ちなみに今読んでるのはこの本です。」
バッグから取り出して見せた。
「へぇ、○○病院の方が書いているんですか。この病院の理事長は確か私の1つ先輩なんですよ。結構最新の考え方を取り入れた医療を行っている、しっかりした病院なんですよ。場所はちょっと辺鄙なんですけどね。

これは良いことを聞いた。この病院についてちょっと調べてみよう。何でも話題にしてみるもんだなあ。

「で、何について書いてある本?『抗菌薬』…!? はあ……こんなの見るともう頭が痛くなっちゃいますよ」
「先生でさえそうなら、私はなおさらなんですけど。」
「いやあ、もう、専門がまったく違いますから、全然わからないですよ。たぁさんも、こんなの全部覚えようなんて、くれぐれも思わないようにね。せいぜいどこに何が書いてあったか目を通す、って感じで十分だと思いますよ。あまり根をつめないように気をつけてくださいよ。」
「はい、そうしときます。」

その本の冒頭に「抗菌薬は使い方が難しい」と書かれてたけど、ホントにそうなのですね。先生からその言葉をきいて、安心しました。私に理解できたら、それは奇跡ですね。
思えば上司から
>調査票の作成、チャレンジしてみる?」
>道中、ありゃりゃ、こりゃ大変そう! と思ったら、玉をこっちに投げてね。。早めに。
など、いつもとちょっとニュアンスが違う言葉遣いのメールが来てたのは、この分野が難しいからなのですね。とりあえずやってみて、厳しそうならお言葉に素直に甘えちゃおう。

最近、診察室がすっかり仕事のための情報収集の場と化してしまってる。先生も楽しんでくれてるように見えるのは気のせいかなあ……。なかなかドクターの生の声を聞けることはないので、私にとっては結構大切な機会なのです。どうしても面倒とかイヤとかでなければ、おつき合い頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


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