ハッピーステップ
泥沼生活から、這い上がった軌跡(日記のはじめのほう)を書いた後
最近では、日常の感じた事をつらつらと、不定期に更新中ですm(_ _ )m

2003年08月03日(日) 第2章 幕開け

それから、数ヶ月が過ぎた。私は、その会社に採用され、
人にも仕事にも慣れてきている頃だった。

勿論、例の好青年とも、社内で、日常の会話をかわしたり、
冗談を言い合えるようになっていた。

みんな、気さくで、楽しい仲間だった。(いや、そう見えた)

私の職業は、服飾デザイナー。
転職して早々に、一つのブランドの企画を担当した。


これは、ある意味特別なことであった。

普通は、そんなに早く一つのブランドを任される事は、あまりない。

デザイナーにとっては、劇的な昇格であった。

中には、そんな私に心の奥で、好くは思わない人もいたであろう。



仕事は、師走を向かえ、年末独特のバタバタと忙しい日が続いていた。

そして、忘年会の季節でもあった。

忘年会の日取りも決まり、その日にむけて、みんな仕事をこなしていった。
仕事納めの前々日が、その日だった。


そして、忘年会の当日がきた




前説は、ここでおしまい
その忘年会こそ、この長い長い物語の幕開けになるのである・・・・・。



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