Jacarandaの日記
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2004年09月05日(日) 雅子さまの笑顔















今日の新聞の朝刊に、久し振りに雅子妃殿下のお姿を拝見した。

そして、その笑顔の写真から、やはりお噂のように、

お痩せになられているのが見て取れて心が痛んだ。

お住まいの東宮御所がある赤坂御用地から外出するのは、

転地静養先の、小和田家の別荘のある長野県から帰京した4月26日以来、

約4カ月ぶりであるとか。。。

ストレスが主因の「適応障害」でご公務から遠ざかっておられる。

ご結婚前の外交官時代の颯爽としたお姿から

現在の雅子様の心的変化についていろいろ想像することは簡単だが、

女性の一生について、そして人生という流れの変化を思うと

複雑な思いが胸にせまる。

外交官という輝かしい未来のある道を捨て、旧態依然とした皇室に飛び込まれた雅子さま。

もし、あのまま外務省のキャリアーとして進まれておられたら、

きっと緒方貞子さんのような、素晴らしい活躍をされていたのではと。。。

つい思ってしまう。

「たら」「れば」という言葉は、軽率に使ってはいけないが、

外交官時代の雅子さまに密かに憧れていた私は、

こと、雅子さまに関してはどうしてもそういう思いに駆られてしまう。


もちろん、皇太子というご慈愛に満ちたご伴侶がおありであるし、

愛子さまという可愛いお子様にも恵まれた。

だから、本当の胸中は、凡人の私が知る由もない。



人生の岐路にあたり、自分自身で進む道を決定し、

そしてその自分が選んだ道を進み始めてからでも、どんな方法であれ、

いつでも方向転換が出来る「 自由 」を持っている一般庶民の私は

ささやかだけれど、もしかしたらほんの少しは幸せなのかもしれないと

僭越ながら、感じた次第。



輝くような笑顔が素敵だった雅子さま

ご快復を心からお祈りいたします。



◆適応障害◆ 

その人の能力や人格が、会社や学校などの環境に合わないことで、情緒的、身体的に症状があらわれたり、問題行動を起こすなど社会性が欠如する障害。
原因となる心理社会的ストレスの発生から、3か月以内に症状が出る。
一般的に短期間で治るか、半年以上続く。
情緒的には不安、抑うつや絶望感、身体的には不眠、頭痛、肩こり、腹痛などの症状が代表的。
無断で会社や学校を休んだり、暴れるなどの問題行動も。
最終的には引きこもりや、うつ病に発展する。
精神療法と薬物療法を適切に組み合わせた治療で、数か月から2年程度で回復するのが通常だという。



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