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2006年05月07日(日) みちのくひとり旅 5。

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<今日のケンシロウ>



むっ




しぐです。どうも。











〜前回までのあらすじ〜

悪の秘密結社サタンに捕らえられたアイツを救う為、遂にアイツが立ち上がった!

果たしてアイツの、その恐るべき能力とは!

アイツが放つアレの威力とは!

謎が謎を呼び、アレがアレを呼ぶアレな戦いはまだ始まったばかりだ!


詳しくはこちら→2006/5/6 みちのくひとり旅 4。



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宮城県石巻の孤島へ行った目的は、まあ完全に島猫とのんびり過ごす為であり、

ここ最近、人間と関わるのに疲れ果てていた俺としては、かけがえのない心の洗濯期間で

あった訳です。


しかしせっかくマイナスイオン豊富でのどかな島に来た訳ですから、レンタサイクルを駆って

島の名所巡りなどもしてみたのです。

我ながら珍しい。普段名所など眼中に入らないのに。

ともあれ島の北端にあるという灯台を目指していた際のこと。


なんかものすごい山道に入り、自転車を押して歩くのも辛いほどの急斜面。

自転車から降り徒歩に切り替えた訳ですが、この道、途中がもうほんと土砂崩れも辞さない

感じの、岩石落とし後みたいな破壊道であり、幾度となく足首をひねり捻挫寸前まで

いきました。

島内ほぼ全域でDocomo圏外であったのですが、緑深し森林の中突如アンテナが立ったり

不可思議な体験もしつつ、小一時間程度歩きに歩いた末たどり着いたのが




行き止まり




・・・・・。


大自然からもこのような屈辱を。

くそう。もう何も信じない。

しかし一体なんなんだ。灯台なんかこれっぽっちも無いじゃないか。

ここいら一帯で見た人工建造物は、山道から外れた雑木林の中にあった給水塔くらいだ。


・・・・・。



給水塔・・・?こんな山奥に・・・・・?













こ、これかー!




これ、今俺が住んでるアパートくらいの高さしかないぞ。

まあ山の上に建っているので灯台としての役割は果たしているけども。




島の外からも確かに見える



あまりの落胆に、灯台にのぼって石巻の市街地を望んだりはせず、とぼとぼと過酷な山道を

戻ったのでした。

港周辺では猫たちがいそいそと活動を始める時間帯。

一体どれだけのシャッターチャンスが犠牲になったんだろう。勿体ない。


いくら人間と関わりたくないからって、事前のリサーチくらいはしておいた方が良いですね。

鼻辺り、超日焼けした。

(つづく)





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