いい加減タイミングずれちゃって恥ずかしいんですが、通販の準備ができましたので、オフラインページに問い合わせ方法を記載しました。今のところ通販物は一種類しかありませんから、タイトル冊数もへったくれもないんですが、なんか皆さんに交じりたかった昆虫の見栄だと思ってください……(相変わらず陰気だなしかし)
陰気ついでに意味の分からない話もしますが、うちのPCの中にはいっぱいひとがいます。とうとうあっちの世界にいっちゃった話ではありません。話を作るとき、人を作りこんでそれを動かす形で発想していくタイプなので、手を広げれば広げるほど作った人物が残っていく現象があるのです。
今のところ、もっとも幅をきかせているのは淑女シリーズの登場人物です。彼らは無意味に作りこみがきっちりしている分、もはや『私が管理している劇団の所属の役者』か何かのように振舞います。何故か、舞台を下りると現代の服装の俳優です。
(イメージ画像、隅に観葉植物が置いてあるくらいで、殺風景な控え室。布張りのソファがあり、そこにマルチェロとクラリス(役者)が座っている。マルチェロはブルーグレーのニットにチノパン、クラリスは水色のキャミソールドレスに白い網のボレロ、金のバレッタとか。クラリスがソファに丸まって台本を読んでいる。マルチェロは頭の後ろで指を組み、何か考えながら目を閉じている)
クラリス(K):……(台本の端っこから兄の様子を伺う) マルチェロ(M):(特に気づかない) K:(台本に半分顔を隠したまま、足を片方兄の膝に乗っける) M:(片目あけて)何だこれ。(片手で足を膝から払い落とす。そのまま手を戻し、また前の姿勢に戻る) K:(すっごく嬉しそうに笑いながら、もう一回、今度は両足を乗せる) M:(片目あける)パンツ見えるぞ。 K:(台本の陰で、ひーひー笑っている)兄ちゃんしかいないもん。 M:よいしょっと。(身体を起こし、妹の足首を片方とっ捕まえて、真面目な顔でくすぐりはじめる) K:*@♪☆〇$#……!!(兄を蹴っ飛ばしながら、大喜びしてる)
などという、何にも使えない妄想をこねている間に人が増えていきます。
(ジュリオ(俳優)が来る。イタリア系のブランドのジャケットにノータイ)
ジュリオ(J):あ、ダンチョーがクラリス襲ってる。 M:嫌な言い方するな。(足を放り出す) K:(勢い込んで起き上がる)ジュリオさん、他の現場行ってきたの? どうだった? J:どうって……別に、普通だけど……(考え込む) M:近頃とみに他のスタジオが気になるらしい、あんまり迂闊なことしゃべらないでくれ。 J:迂闊なこと? 濡れ場とか? M:ジュリオ。(指先で手招き) J:?(腰を折る) M:(指先で思いっきり額をはじく) J:っいってぇ! 何も言ってないじゃないすか! M:前払いだ。 K:(不満そうに膝抱えてる)兄ちゃんがそれだから私、ほとんどうちの現場しか見たことないんだけど……。 J:(額をさすっている)そうそ、過保護は教育に悪い。別にいいじゃないですか、見学くらい。 M:どっちでもいいようなものなら、もっと慣れてからでも別にいいだろ。 J&K:あのねー……。
この辺にしときます。ちなみに『ほかのスタジオの役者と会う編』『よそのサイトの役者さんとしゃべる編』等々、めっちゃ続きます。
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