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ムシトリ日記
加藤夏来
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2004年10月02日(土)
追求しそこなう

いいアイデアだと思ったんですけどねえ(落


まあ、そう簡単に長年の習慣はクリアできないということで、もうしばらく挑戦してみましょう。

ところで、今日の朝は一朗さんの新記録と一緒に目を覚ましました。誰もが思ってるでしょうが、彼くらいすごい本名というのはめったにお目にかかれるもんじゃありません。父朗さん、いったい何を考えて鈴木家の長男に一朗とつけたんでしょうか。誰かと喧嘩した直後ででもあったんでしょうか。生半可な勇気(十何年後かに当の息子が夜中にバット構えて枕元に立つ可能性とかな……)じゃこのネーミングはできません。


それでちょうど思い出したので、今日はネーミングの話をします。


と言っても、ここでは架空の人物限定。
小説漫画、その他ストーリーを考えていると、よほど特別な場合でない限り、どうしても避けて通れないのが登場人物の命名です。印象に残る名前でないといけません。ですが、奇怪な名前をつけると、最悪それだけで読み手にヒかれます。シリアスなストーリーの主要人物で失敗してしまうと、目も当てられません。

よく見かける失敗としては、不必要に華麗な名前です。今はそうでもないのかもしれませんが、昔のオリジナルJUNEはキャラの名前を見るだけで内容まで分かるものがとても多かったです。作者の名前も同様で、知り合いには「(タイトルや説明を無視して)並んでいる作者名のシンプルな方から順に読む」という人もいました。

かと言って、電話帳を引いてそこにある名前をそのままつけるのも面白くない話です。やはりカッコいい名前がいい。特に個人的な経験ですが、小説のキャラクターというのは基本的にビジュアルなしで進むものなので、顔に当たるものは名前の印象からほぼ決定されてしまうのです。一生懸命外見を描写しても、これは変わりありません。


要するに懸案事項は、自然でなおかつ「ちょっとだけ」変わっていて、印象がきれいで記憶に残る名前。

明日は具体的にはどうするかという話です。