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ムシトリ日記
加藤夏来
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2004年09月15日(水)
普段どおりの憂鬱

地味にすさんだ生活を送っています。仕事のほうは逼迫した危機は無いものの、かすかに人間関係がうまくいっておらず、趣味はといえば、かんじんな部分での意欲を失いつつあり、恋愛関係は以下略。

生活に対する意欲を失って、鬱々と毎日を送っていると、その乱れはてきめんに部屋の中に出ます。墨に埃が溜まっていたり、そもそも全体的に散らかっていたり、洗濯物がそのままだったり。水周りに嫌なにおいがするんですが、ゴミを片付けているのにこれが解消できません。

一つ一つは多分小さなことです。でも、それが重なると、まるで周りにあるもの中が自分の思うとおりにならないんではないかという気がしてくるから不思議です。何となく体がだるい、くらいの辛さでも、何ヶ月も続けば立派に人を「気の病」に陥れることができるでしょう。

「きたないザリガニ」という表現を聞いたことがあります。水の底でぼーっとしているザリガニが、周囲にだんだんミズゴケガ生えてくるのに、「いつでも何とかできるさ」と思って何もしないでいるうち、びっしりコケだらけになって、気づいたときには動けないでいる。この話のもともとは「そうなるんじゃないか?」という漠然とした不安感からくるものだということは分かりますが、小さな状況でみれば真実になることは疑いありません。

それでも、どこから手をつければいいのかわからないから困るのです。

………困りました…








とか思いながらさっき、吊り戸棚のボウルをのけてみたら。






二週間前にシチュウした残りをあとで何とかしようと思って忘れていたたんぱくしつのもう既に何だか分からなくなったものとかそれに由来する生物とか動物とかそのたぐいのギャあアアアアアアアアアアア(略


結論。

分かった!これを放っておくとどうなるのか分かった!痛みに耐えてよく頑張った!感動した!(もう何が何だか分からない


とりあえず、匂いの元だけでも片付いたので、これから掃除します。


教訓、ザリガニの励まし方:ビビらす。