たとふれば こころはきみに よりながら

2005年03月05日(土) 急に伸びる

 じろ吉がらみの話を書いたので、たろ吉の話も書きましょう。

 彼は、最近絵を描いたり、ぬり絵をしたりよくする。
 幼児としては、よくある話なんだけど、これがとてもうれしい。

 なぜなら・・・。

 実は、彼は絵に関しては、以前あまり興味を示さなかった。
 ぬり絵は、年齢相応の能力としては難しかったんだろう。
 でも、お絵描きは、どうも苦手だったようだ。
 たまにめずらしく書き始めても、1分ともたない感じだった。

 それが、昨年の11月頃から、絵を描く力が、飛躍的に伸びた。
 親がおどろくほどの成長だった。

 昨年の秋、遠足で水族館に行った。
 その時の絵が上手だった。
 先生がそう教えてくれたので、見てみると、ほんとうに上手に描けていた。
 先生の見本のまねっぽかったが、見た形をとらえて描けていたのだ。
 “おお〜! すごいすごい!”と思って、たろ吉をほめた。
 
 その頃を境に、ぐんぐん描けるようになった。
 そして、ぬり絵にも興味を持ち始め、リビングの戸に「貼って」と言うので、かれのぬり絵がいっぱい貼ってある。

 
 そのことを通して実感した。
 子どもは、長い目でみてやらなあかんな〜と。
 
 以前、2人の男の子を育てたある先輩が言ってた。
 「子どもの成長ってね、一定じゃなくて、急にぐんと伸びたりあまり伸びなかったりするのよ。」と。
 自分もその体験をして、
 「ああ〜。このことかあ〜。」と感じられた。
 それが、なんだかうれしい。


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higurashi

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