【感想】04/05/05 キャッツ「千秋楽」

キャッツ仙台公演千秋楽。
4日と5日のテキストも追って打ちますがとりあえず記念っぽい絵を描いてみました。(といいつつ途中で力尽きてすいませ…)
誰を描こうか相当迷った挙句結局クリューな面々ですが、なんだか背負っちゃってるリーダーと愉快な仲間たちくんずほぐれつ。(笑)
 ◆近くで見ていたい猫ナンバーワンだったZマンカストラップ
 ◆見る度に確実に色々もってかれた気がするFラム・タム・タガー
 ◆マジック猫は可愛い生き物なのだと知ったCミストフェリーズ
 ◆ランペルとのデコボコぶりがたまらなかったMマンゴジェリー
 ◆ひたすらしあわせな気分をありがとうIスキンブルシャンクス

また会おうぜー!!


(※ここから先は千秋楽後の5/15〜6/4に書かれたものです)
「じごくさえもー ともだちはー!」を思い出しながらタンブルブルータス。
ジェリクルソングでスロープからぬーっと現れるのが好きです。そして笑うと和みます。
井水タンブルさんのメイクは上半分が白いのでぱっと見ると目から上に仮面をつけているように見えるので、あ、マキャヴィティとおそろいだ、とかたまに思ってました(笑)。
特別カーテンコールでは、幸福の姿でカッサンドラに近付く時みたいに膝で迫るように這ってきて、胸に手を当てて深々とお辞儀。素敵だった…。

千秋楽の思い出話を、と思ったのですがどうにもこう「ありがとう!さようなら!」的な文章ばかりになってしまいそうなので、これまでのまとめっぽく思い付くままに。

ひとまずの見納めとなる仙台キャッツシアターは、前日とは随分雰囲気が違いました。というか客層が違うんですね、招待客の方が沢山。中に入ると花も沢山。取材もいるし偉い人もいるー!全ての入場が済んでから開演までの静寂がとても長く感じました(実際長かったと思う)。しんとして厳かな雰囲気の中で始まったキャッツは、スタンダードかつハイレベルかつ緊張感のあるとても良い舞台でした。特別ではないようで、でもよく観てるとああやっぱり最後なんだなあと思えるとこがあったりしてね。


マキャヴィティ。空中ブランコを押すときの、伸ばした腕と指先が好きなのです。
しかし絵にしてみたらものすごい地味でごめんなさい犯罪王…。(笑)

席が2階の上手の端だったので、カーテンコールは存分にマキャヴィティの笑顔を堪能してきました。手も振りまくってきました。しあわせ…。
特別カーテンコールはゆるやかな側転で登場しいつものポーズのあと、マキャヴィティファイトのあの雄叫び(振りだけ)、そして両腕を体の脇につけて深々とお辞儀。←ものすごい礼儀正しかった…。黄色いマキャヴィティの雄叫びポーズ、なんだかはじめて黒い犯罪王とのリンクを見たような気分になったなあ。最後になってやっと「そうだったんだ!」って気付かされたみたいな。いや、気分だけですけども。


このシーン可愛くてすごく好きなのですが、それ以上に「台所や食堂で大きな音が聞こえて」のぴょんって跳ねるとこまでがどうにも泣けるほどお気に入りらしいです。泣くとこじゃないと思いつつやっぱりうっすら視界がぼやけてました。(でも見えないともったいないので我慢(笑))いや、でも本当このナンバーどこも目を離せない…。ランペルティーザはピカイチだの「カ」をのとこ上げずに歌ってました。あ、なんかやっぱり慎重なのかなとか思ったり、いや偶然かもしれないですが。前日までのこう、ネジが2・3本ぶっ飛んでって壊れそうな2匹も非常に好きなんですが、この日は格好良かったよー!

ミストナンバーで、2階のバルコニーにはマンゴジェリーが手拍子しに来てくれました。あちこち顔の向きを変えるたびにぴこんぴこんと頭が跳ねるのが落ち付きなくて可愛いかったです(笑)。いやしかし、細いなあ李マンゴジェリー…。


バストファージョーンズのとき、マンカストラップはずっとつまらなそうにしていて最後にはそっぽ向くんですが、その直前の「だーいじーんぶつだーよ♪」を口ずさんだ後にふっと破顔したのでした。終始不機嫌なのだとばかり思っていたので不意打ち食らったようでびっくりしたー! 笑った意図はわからないけど無性に嬉しかったのです。最後に横向くとことも、なんだか笑い顔を隠した風にも見えて一人で動揺した…。(どうも私はマンカストラップが何かするといちいち動揺するらしい)

この日に限らず、後半は「ふと気付けばマンカストラップ見てる」ということが多かったなあ。タガーは常に追ってるというかいやでも目に入って来るんですが(笑)。目立つ所にいるからというのはあるでしょうけども、どちらかといえば目立つとこよりも平常時の細かい仕草とか表情とか「よく見ると」な部分にツボがあるようです。それが隠しネタ的ではなく常に自然に頭からしっぽの先までマンカストラップなんだなあというのが素敵というか凄いというか。彼のナンバーがないだけに「年に一度のお祭り」の日以外の姿があんまり想像つかないのですが、こう、なんでもない日常の姿とかをこっそり草叢から出歯亀したい感じです(……)。


ヴィクトリアのソロ。
描こうとするとどえらく難しいんですが最初の月光浴シーン(と勝手に思っている)はとても好きです。ほんとはこの後で腕を頭に回してぐるんとなるところが好きなのですが顔が見えないのも寂しいので(その前に描けないんですが…)。あのライトを浴びているとヴィクトリア自身が淡く発光しているように見えますね。そしてそのままふわっと飛んでいってしまいそうな。羽根のようにー宙を舞うぞーです。ヴィクトリアの個人的な印象としては、中性的というか雄とか雌とかを超越してる感じがするのと、触ったらひんやりしてそう、というのがあります。

横たわるヴィクトリアの体を足許から撫でるような仕草をするミストフェリーズが男性的でとても格好良いのですが、歌いはじめるとやっぱり可愛い属性に見えてしまうなあ蔡ミストさん。そのギャップにときめいておりました。呼ばれてライト浴びて嬉しそうな顔で登場するコリコパットも可愛い属性…。ヴィクトリアはみんなのお姫様、みたいな感じなのかしらとか思いました。ここと「ジェリクル今夜ぶとーかーい」で中心で持ち上げられてるところとで。


↑細かい振りを思い出せなくてイメージ画像ですが。
前にも書いた気がしますがスキンブルナンバーでゴミ列車を作るときにデュトロノミーに見ててねって仕草をするのが好きなのです。石井長老も比較的ノリノリで楽しい。そういえば前日に教えてもらったのですが、スキンブルとミストフェリーズが手を繋いで車に向かうところ、ミストフェリーズが魔法でトランクを開けてあげてたんですね〜。自動で開くんじゃなかったんだ!(笑)

カーテンコールが素敵でした。スキンブルナンバーの冒頭の居眠りシーンから始まって欠伸したり身だしなみを整えたり敬礼したり両手を広げたり、スキンブルシャンクスフルコースもしくは総集編(笑)で泣けるほど嬉しかったです。
なんて素敵な猫なんだろう、スキンブルシャンクス。


千秋楽のシラバブで一番印象に残ったのがこのシーン↑。ミストフェリーズのマジックの赤い布(長老入り)に近付こうとするシラバブをさり気なくしかし力強く尻尾を掴んで引き戻すマンカストラップ。いつもは肩とか腰紐は掴んでた気がするのですがこの時はおもいきり尻尾でした。今更のように、し、しっぽ良いなあ!とか一寸怪しげに拳を固めてしまいました。可愛い…ふたりともかわいい…(笑)。
(あ、そういえばたびたび尻尾を描き忘れていてすみませんここ。そろそろバレてる気もしますがたびたびこっそり描き足しております…)

カーテンコールでは正面からハイハイで登場。四足歩行でもシラバブだけは動き方が違ったんですね。ああそうだ赤ちゃんだったんだーと改めて思い出した感じでした。仔猫には見えていたのですが赤ちゃんというのはちょっと忘れてた。その後起き上がって片手を前に伸ばしてお辞儀。彼こそはデュトロノミー♪の後でやるやつですね。仔猫なのに仕草が格好良くて一瞬どきっとするのでお気に入りでした。真顔が意外に格好良い(というかものすごい美少年というか)んですよね、池田シラバブちゃん。


ミストフェリーズ。マジックが成功したあと、布に伸びたマンカストラップの手を顔を上げる前にがしっと掴んだのが印象的でした。そしで感触を確かめてからゆっくり顔を上げるとマンカストラップがそらもう蕩けんばかりに笑ってて、ミストフェリーズは信じられないって顔で見上げてて、布を取られても上の空で、マンカストラップは拳を作ってミストフェリーズの肩のところをトンと小突いたのでした。この仕草すごく好きだったのでまた見られて嬉しかった…! 良いシーンだ…。
カーテンコールではくるんと前宙。蔡ミストさんはもう何をやっても驚かないぞ!という感じです。よく考えると凄いんですがあんまりにもあっさりとこなすのできっと空を飛んでも驚かないわ(笑)。


ボンバルリーナ。↑ちょっと妄想ぎみな絵ですいません。幸福の姿ですが、千秋楽ではタガーとあんまりベタベタせずに、顔近付けて見詰め合って別れるといった感じでした。ボンバルリーナを見ていると自分の染色体を疑いたくなるのですがいちばん的確に言い表すとおそらくひっそりと拳を固めながら低く力強い声で「っいい…!!」だと思います(すいません)。もしくは昔観た何かの映画で美女を目にした荒くれ男が言った「むしゃぶりつきたくなるぜ」という台詞を思い出します。いや別に本当にむしゃぶりつきたいわけではありませ…(当たり前です)。
…あまり興奮気味な文章を書くとさながら変質者のようですが(笑)優しくも妖しい声もやんわりしなやかな動きも時には可愛い表情もみんな好きだー! 実はマンカストラップと並んでいる構図がいちばん好きだったりします。


3ガールズ。「いえー!」を描こうと思ったんですが色々と間違ってます…すいません順番も振りもウソです…。タントミールの「ジェリクルキャッツは黒と白」のところと混じってる気がします。あの横向きになるとこもお気に入りなのです。さてジェニエニドッツのナンバーでは、ゴキブリタップダンスのとき、ジェリーロラムが最初はタイヤに座って見ていて、途中ですいっと立ち上がってセンターでダンスに加わるのが格好良いのです。ジェリーロラムは歌のイメージが強いですが結構派手に踊るんですよねここ。
それにしても女の子は特徴を捉えるのが難しい…。顔よりも体型(笑)のシルエットなどの方がむしろ覚えている感じです。ということはわたしは主にボディに注目しているということだろう…か…。


お嬢さんの座席の上に上って大はしゃぎで拍手を求めていたタガー。リアルタイムな話題であれなんですが今月のアルプでタガーについて「腰をくねらせフェロモンを振りまいて」という表現があったのですが、荒川タガーさんが振りまいてるのはどちらかというと愛想とか星とかハートとかな気がするので星もかいてみました(笑)妙な絵ですいません…。
あいかわらずな感じなれどもハメは外さない印象がありました。タガーに限らず皆そんな感じで、真摯でみんな格好良かったなあ。
カーテンコールの後半で、ミストフェリーズと一緒にグリザベラをエスコートして(というか仲良く手を繋いで)いったのがすごく嬉しかったです。

さて、時間も空いてしまったので「千秋楽話」としてはここで区切ります。何か思い付いたらまた来ます。描きたいものは沢山あるしね。

ありがとう仙台!
再来週S&D観に元キャッツシアターに行くのが怖いよ!(笑)

おまけ:6/1風呂で考えてたこと
キャッツを観ているときはいつも、人間の役者さんが猫を演じているのではなくて、猫が人間を模した(風刺した?)芝居を見せてくれているのかなあという感覚に陥るのです。舞台の上のかれらはきっと皮を剥いでも猫なんだと思う。しっぽを掴んだら痛がるはずだ!(笑)
「色々な生き方の猫をお目にかけよう」から「いかがです皆さん猫の生き方は」までの間、猫達は様々な役を演じて見せてくれているのかなあと。誇り高きジェリクルのかれらは本当はどんな境遇であれちゃんと背筋を伸ばして前を見据えて時には人間を見下ろしたり睨んだりしながら生きているんじゃないだろうかと。ネーミングオブキャッツのグリザベラとガスを思い出すとそんな気がしてきます。別人のように格好良かったんです、いつかの見返りグリザベラと見下ろしガス。ジェリクルソングでの姿がかれらのニュートラルな状態なのかなとふと思ったら、なんだかどんどんそんな気がしてきました。
だから千秋楽のカーテンコールで最後に全員が通路を駆け抜けてゴミ捨て場を出ていったときは、あ、猫が猫に戻ったんだなあと思いました。そしてどこか知らないところへ行っちゃったんだなあと。寂しさよりもなんとなく嬉しかったような気がします。いや、半分泣いてたけど。

…などとさっき風呂でアイス食いながら考えてました。固定の解釈という訳じゃないけども、こんなのもありかもね、みたいな感じで。千秋楽編は絵は途中まで描いたので明日残りをやります。では今日はおやすみなさい。
#cats_s 2004年05月06日(木)