【感想】04/04/11 キャッツ「清新2」

ラム・タム・タガー。ファーがないとやはり物足りませんね。

第一印象で「あ、小さい」と思いました。実際には小さいということはないと思うんですが、頭が小さいというか。耳がちゃんと耳の形してるんですねー。これまで見たタガーの頭はすごい勢いで逆立っていたので(笑)タガーもやっぱり猫なんだなあと妙にしみじみ。あまりばーん!とした主張のない整ったつくりのタガーでした。また違う解釈のタガーが見られそうでわくわくしました。席の関係上今までになく斜め横姿を見られたのですが、うしろあたまは割と素直に毛並が下りてるんですね。群舞のときのヒョウ柄が鮮やかでした。

タガーナンバー。う、歌ってるー!!(笑) いえ確かに当然タガーは歌うものなのですが、自分の尻尾の先をマイク代わりにして本格的に歌っておられました。マイク独り占めオンステージ、微妙に陶酔ぎみ? 「きがむくときしか きがむかぬ」では目の前でボンバルリーナがポーズを取って誘惑しているのにおかまいなしに歌うことに夢中(笑)。声が高くて若くて甘い感じなのでとても新鮮なタガーナンバーでした。セクシー要素はあんまりないというか…「まだ」ないというか…というか…可愛いんですが…!(言った)「とじこめられるとつきやぶる」ではディミータとボンバルリーナが二匹とも小柄なのでその3匹の絵もまた可愛らしく(笑)。雄猫三人の手を叩いてから体重を預けるところも、お兄さん達がやんちゃに付き合ってあげてるように見え…たような…。なんだかモテているというよりは、愛されてるなあというか、かまわれてるなあという印象です。観客のお姉さんをさらって行くとき、片手で腕を掴みながらもう片方に何故か上着を持ったままで舞台に駆けて行って、そしてぐるぐる回ってから拍手を求めたところで突然上着をがばっとお姉さんの頭にかぶせて視界を塞いだまま座席に無理矢理お届けし、そしてまたばたばた戻って来て…何か行動がテンション上がり過ぎた子供のようですタガーさん…(笑)。最後の「ごむー」のとこでフェイントをかけてランペルティーザが「ニャ!」と引っかかってしまい、ずーんと俯いていました。可愛いなあー!

オールドデュトロノミーは全く声質の違うデュエット。不思議なかんじ…。長老には胸に手をあててきちんとお辞儀するんですね。案外育ちが良かったりしそう。(そして苦労を知らなそう(笑))

ジェリクル舞踏会。「まったくなんにもしないのさっ♪」のアクセントがやはり妙に可愛い。しないのさ、と言った直後に舞台に目を向けるとみんなが集っているのを見て「ええっ!」とショックを受けた顔をし(混ざりたかったのか!?)、それから大袈裟に手を広げて「OH〜」というポーズをしてみたり、これみよがしに頭の毛並みを整えてみたり腕を伸ばして大欠伸をしてみたり――タガーさん、もしかして気付いて貰いたいんですか?(笑)なんでこんなにあからさまに愛らしいんでしょうこのつっぱり猫…。雄猫4匹のダンスでは、行くぜ!と仲間を振り返ってからイキイキと楽しそうに踊っておりました。

幸せの姿。ボンバルリーナと積極的にスキンシップをとっていました。というか、むしろタガーがボンバルリーナに甘えているように見…見え…(悩)。頭を擦り寄せ合っているのを見つつ、あ、やっぱり頭小さいな、と思ってました。

タガークリュー。おやかわいいのが一匹混じっているぞ、と思ったらピンクのバンダナなわけで…(もう誰か私の目をどうにかしてください…)。グリドルボーンを発見すると、速攻でうきうきお出迎え。やっぱり下っ端っぽい(笑)。

スキンブルシャンクス。ギルバートと肩を組みながら、2匹でスキンブルシャンクスを指差してわいわい騒いでました。ベッドを作るシーンでは、隣のギルバートに凭れかかったところをカッサンドラに「邪魔よ」と見下ろす格好で怒られ、シラバブには尻尾を掴まれて、先っぽを目の前に垂らされてほらほら〜と揺らされて、それを目で追ってるうちにベッドになってしまいました。タガー完敗。さらに背中に乗ったシラバブに両手で頭をぽふぽふなでなでされていました。た、タガーさん、し、シラバブにまで可愛がられ…!凄い好みですこのコンビ。

ミストフェリーズ。
おとなしくてちいさくてかわいいのはむしろあなたなんですが(←忘れて下さい)。ミストフェリーズが降りて来るときは、長老にしたのと同じみたいに胸に手をあてて身を屈めてお出迎え。しっぽのところからステッキを出されると「ワオ!」的にびっくりしていました。時折仕草がアメリカンな感じがするなあ。マジックのアシスタントには誰が選ばれるのか興味津々にすごい見てた。

あ、グリザベラを迎えるシーン、マキャヴィティと左右で支えながらタイヤに導くんですね。

カーテンコールの締めで出てきたときは後ろ向いて指を立てて踊り、投げキッスをして拳を斜めに振り下ろして消灯。1番最後は下手の端っこでわーっと両手を振り回していきました(帰れってことだろうか…)。

つっぱりというよりはヘイヤンキーボーイとかそんな言葉が浮かぶやんちゃなタガーでした。そしてちょっと頭が軽そうな…(失礼)愛すべきわがままものでした。

さてここからは流れを追いつつ。

ミストフェリーズがおとなになった!(違)
初見以降は蔡氏で拝見してきたのでナチュラルに「育ってる!」と思ってしまいました(笑)どうも私はまず大きさで捉えるらしい…。あとこれは近くで見たからだと思いますが睫毛が長いなあと思いました(目の端のメイクの事です)。かっこいい兄ちゃんなミストフェリーズだー。脚の形が好みです(いきなりそれか)。こう、身が詰まってそうな、骨太そうなかんじ。
ジェリクルソング、横のスロープでランパスキャットが踊っていたんですが目を疑うほど細かったです。雄猫なのにウエストがへこんでる…! 涼しげな目許が印象的で、やっぱり綺麗なランパスキャットでした。
ネーミングオブキャッツはスロープを上っていくガスが見下ろして行ってくれました。村氏のガスは声が凄く好きー!

ジェニエニドッツ。ミストフェリーズはマンカストラップをフリーズさせたあと、ふふんと鼻で笑っていたような気がします。そしてオーブンに移動して斜めに立って尻尾の先を回しつつ見下ろし。むしろ見下し?(笑) マジックを解くときはフッと(シュッって聞こえるんですが)息を吹きかけるんですね。マンカストラップが歌い始めるとオーブンに寝転がって、というかふんぞり返って足を組んで、オーブンの下に居たジェリーロラムの頭をなでなでしてました。なんだか体もでかいですが態度もでかいですこの黒猫さん。こにくたらしいです。いやちょっと個人的に好みなんですが…。タップダンス時はミストフェリーズも笑っているんですが、ちょっとシニカルな感じの笑顔ですね。(というか反対側の縞猫氏がこぼれんばかりの笑顔すぎ…)「ばつだー」の前、3ガールズは後ろでマンカストラップを指差しながらちょっとひどいこと言ってるーって報告しあってるんですね。女の子かわいいなあー。

ラム・タム・タガー。上手の上の方でちょこんと2匹並んでるスキンブルシャンクスとコリコパットがなんだかかわゆかったです。下でボンバルリーナが振られるとあれーっと覗き込んで手を伸ばしたり。

グリザベラ。ジェミマは片目で睨むみたいに斜に立って見下して歌っていました。声がすごく綺麗ー。「まさか ほんとうに」で低い声が加わるところが好きだなあ。

バストファージョーンズ。ミストフェリーズはギルバート(?)とふざけあっているところを促されてお出迎えの列に。ジョーンズさんの枕になるところでは遅刻しかけて慌てて頭のところに滑り込み、ふう間に合ったぜ、と額の汗を拭っておられました(笑)。そうか、けっこう身を屈めないと枕にならないんですね、半分立て膝状態でした。今日の演説は「せいふのいいん」まではちらほらと頷く姿がありましたが、「でふれこくふく」は誰も理解できなかったらしくあちこちで首を傾げていました(笑)。ごちそうを〜、のところではギルバートが横向いて何か長い食べ物を下からあーんてやってるのをミストフェリーズが後ろでじっと睨んでいて、視線に気付いたギルバートが慌てて食ってませんとばかりにお皿をポイ。そういえばギルバート、ゴルフボールを足許に発見したときもさり気なく拾ってポイしてたなあ、なんだかこの仕草が妙に似合います。

マンゴジェリーとランペルティーザ。いやもうほんとこの2匹好きだ…! マンゴジェリーの側宙が結構床ぎりぎりで一瞬ひやっとしましたがなんのその。ランペルティーザと視線を合わせるとき、ちょっと身を屈め気味になってるのもいいなあ。

オールドデュトロノミー。長老の匂いに気付いたスキンブルシャンクスが、すごく嬉しそうにほやっと笑うのが印象的でした。今日だからという訳じゃないと思うけど頭の毛並みがすごくきれいでした(笑)ふさふさしてて撫でたい…。

ジェリクル舞踏会。ミストフェリーズの「いつも優雅で上品」という台詞はストレートに似合うなあと思いました。「むしろ小さめ」は全然ちいさくないんですが(笑)。

幸せの姿。下手前方なので、マキャヴィティとヴィクトリアにほぼ釘付け状態。うわーうわーうわー。ヴィクトリアの細い背中にマキャヴィティが後ろから顔を寄せるのがかなりツボでした。(そいやこないだ描いた黄色いマキャヴィティの図は全然間違っていたもよう…というか色々まちがってますいつも…)すごく意味深な感じのする2匹です。

ガスナンバー。カーバケッティは今日もごろんとお昼寝、でも寝心地が悪いのか何度も寝返りをうってました(起きて下さい…)。横になったままで思いっきり伸びをしていたんですがほんと細長い猫だなあ。後半は起きて、垂れ下がっているマキャヴィティの尻尾に興味を示していました。ガスは、恭しく胸に手を充てて拍手に応える仕草がすごく胸に来ます。うう、好きだ…。


グロールタイガー。キスに割り込もうとするミストクリューは完全にグロールタイガーを茶化してやってるっぽい。何か小指が立ってるのが気になりました(笑)。追い払われても「へっ」って笑って逃げてゆく…。グリドルボーンが尻尾を投げ出すところ、上手くタイガーの方に投げられなくて何度もえいっえいっとチャレンジしてました。何度目かでようやく踏まれて、くうぅ〜っと拳を固めてじんわり痛がってました。リアクションが大きくて本当に可愛いグリドルボーンだー。グロールタイガー、「センチメンタルジャ〜ニ〜」の歌声が素晴らし過ぎて泣きたくなりました(←泣く場面ではありません)。
ギルバート隊長、最初の武器はヌンチャクだと思ってたんですが三節棍(?)なんですね。随分長いヌンチャクだとは思っていましたが鳴るほど。鍵のような形をしていたような。隊長が悪役っぽく見えるのは声のせいもあるけど下からライトが当たってるからかもしれない。すごい悪そうな顔になってます隊長…(笑)。グロールタイガーは笑いながら落ちていきました。格好良い!

スキンブルシャンクス。タントミールの起こし方が優しかったです。軽くかりかり。しかし高倉さんのタントミールは全身ほんとに一部の隙もなくすっきり綺麗な猫ですねー。スキンブルシャンクスはまたぐにゃーんと妙な格好で寝てました。スキンブルは今日もいきいき楽しそうで見てるとしあわせな気分になります。おひさまのような子だ…。あ、そういえば今日は始終スキンブルが青年(少年?)猫に見えてました。メイクって近くで見るとちょっと怖いのかなというイメージがあったんですが彼は近くで見た方が可愛く見えるなあ。あ、ランパスキャットもそうかも。雄猫が腹這いで足首ぱたぱたのシーンでは例によって左の3匹に釘付け。左端がまた格別にラブリーなので頭を抱えたくなりました…。まんなかの黄色い猫が全開で微笑むと胸がきゅんとしますね!

マキャヴィティ。2週間前にジェミマで拝見していた飛田さん、やはりジェミマが二人いるような錯覚に陥っておりました。目が大きくて小柄なディミータ。勇ましい少女という印象です。そしてボンバルリーナは見れば見るほど目が離せなくなってゆく…。ディミータの「ノット ゼア!」の後の腰の動きが大胆で良いのです。

ミストフェリーズ。やはりどこか自信満々ぽく「まあ見てな」って感じでステッキ(バトンかも? 回してますよね)出してました。タガーが横で素直にびっくりしてるのが面白い。この2匹の関係はどうもマブダチというか、下手するとタガーが年下に見えるんですが…(笑)。長い布を出すマジックの小さい缶、どこから出て来てるんだろうと思ってたんですが舞台の下から勝手に飛び出してるんですね。どういう仕掛けになってるんだろう。(一番の謎は最後にゅーっと出て来るボンバルリーナなんですが) 缶に耳をあてて何かあるぞって顔をするのがちょっとお気に入りです。長い布はカーバケッティ(?)がひょいっと絡め取って後ろへ。あざやかだ!布の行方にようやく気付きました。大きい方の布はいつもどこからともなく出すなあと思ってましたが、すごいとこから出てきてたんですね(車のライト)。開くんだあそこ!しかも入るんだ…! この席いろいろ見えて面白かったです。ギルバートのワイヤーも見えたけど(笑)。
ミストフェリーズが回転するたびにばらばらっと汗の玉が飛び散ってきらめいておりました。一瞬そういう(水の)演出なのかとおもった…(笑)汗でビスクドールみたいにつやつやになってます。ドーランって落ちないんですね。マジックの後に布を抱き締めるとこでは息を整えつつ緊張の面持ちでした。階段に座る長老に体を直角に曲げてぎゅっと抱き付いてたのが可愛かったです。

メモリー。シラバブが可愛い…ほんとかわいい…(涙)。透き通るような声も良いのです。猫からのごあいさつは、長老が手振りや顔の動きを交えて語り掛けるように歌って下さるので、神妙な気分で聞いておりました。

カーテンコール。やはりマンゴジェリーのアクロバットに惚れ惚れしつつ。ランパスキャットがふわっと宙に浮いて見えたのが印象的でした。シラバブが握手に来てくれたのですが、いやもうほんと可愛くて手を取りながら思わず「か、かわいい…」と口に出してしまい変質者のようでした私(すいません…)。

そんな感じでおなかいっぱい堪能してきました〜。
次はお気に入りの2階席です。また違う角度で観てきます。
#cats_s 2004年04月12日(月)