SAY-TEN DAIRY 〜晴天日記〜

2005年04月04日(月) きっと同じ

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昨日のことは 誰れもきかない
変わってゆくのは 心も同じ

走り疲れて ふり返れば
何もない今は 誰れもいない今は

僕はここに居て まるで飾り気のない
明日を待っている

始まることも 終わることも
きっと同じだね きっと同じだね

きっと同じだね


( きっと同じ / オフコース )

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高校生活の後半期に、オフコースをよく聞いた。

その頃のオフコースは、言わばひとつのピーク期で、
しかし皮肉な事に、バンド内はシビアな状況だった。
もちろん、すべて後でわかり、知った事なんだけれど。

小田さんと双璧を成していた
オリジナルメンバー(鈴木YASSさん)の「脱退」を巡って、
オフコースそのものが「解散」の二文字に翻弄されていた、
まさにその時だった。

これも大人になるにつれて、気がついた事だけれど、
彼等は(特に小田さんが当時作った歌には)
たくさんの
「解散」へのメッセージを、
メンバー「脱退」への惜別の思いを発していた。

この歌もそうだ。

「始まることも 終わることも きっと同じ」と達観した、
淡々としたバラード。YASSさんのアコギにのせて・・・。



始まることも 終わることも
きっと同じだね 
 


失礼な言い方になるのかもしれない。
不躾で乱暴な感想に聞こえるかも知れない。

あるBBSの、当事者おふたりの
『事後の報告』を読んで

何の悪意も他意もなく、
素直に、本当に素直に、
このフレーズが口をついてでた。

そして、
僕自身の彼等に対する思いも
ふたりの状況に“変化”があった今も、
以前のまま「きっと同じ」だな・・・と感じている。

何ら今までと変わる事無く、
「きっと同じ」だな・・・と感じている。


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