言葉綴り

2005年12月02日(金) ひとりぼっちの遊園地

ひとりで歩いてみた遊園地

人影もまばらな真冬の遊園地

華やかな飾りつけとは裏腹に

止まったままのメリーゴーランドが

いやに寂しかった…

座る人もいない白いベンチ

ひとりで腰掛けてぼんやり見てた風景

肩を寄せ合って歩く恋人同士

楽しそうな笑い声をあげている家族

私には過去にも未来にも

すべて無縁の風景でしかない

ひとりでいることに慣れている

ひとりでいることが寂しいから

あえて感じなくなるようにしている

だから私の遊園地は、ひとりぼっち


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朱夏

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