スイス日記
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2005年01月12日(水) 女が強い国

健康保険の説明会に出席してきました。
さすが、自由の国、アメリカ。
プランも10種類ぐらいから選べます。
説明会ではどうきいても、会社が提供する無料の保険が一番条件が良さそう。
でも、条件が一番いいのに、無料ってどういうこと?
何か落とし穴があるにちがいない・・・・

と、いうことで、周りの人(日本人男二人、ロシア人男、中国人男)に違いを聞いてみた所、
そんなこと、説明会で言ってた?なんにもきいてなかったよ。by 日本人男二人
違いは、会社のに入れば、タダってことだけだよ。by ロシア人男
わかりませーん。by 中国人男
という、とおってもためになる答えが返って来たので、諦めて、ハンドブック(100ページもあるし・・・)にざっと目を通しました。

事故にでも合わない限り、病院のお世話になることもなさそうなので、やはり問題は婦人科の検査なんかを保険がカバーしてくれるかどうか。
日本では検査を受けたこともなかった私ですが、スイスの婦人科医に毎年検査をしなさいとと言われてから、かなり気になっています。
30過ぎて子供産んでないし、ピルも飲んでるので、乳ガンのリスクも高いだろうし、いつパピローマをもらってるかもわからないので、子宮筋腫、子宮癌のリスクもあります。

ハンドブックを読んでいくと、ありました!!
このプランは、女性の基本的権利を守りますという項目で、乳ガン、子宮癌などの婦人科検診を年に一度は無料で受けられますと書いてありました。
しかも、ホームドクターを通さなくても、婦人科だけは例外的にどこにいってもいいそう。(アメリカの普通の保険プランでは、まずホームドクターに一度見てもらうというプロセスを通さないと、100%保険がきかず、70%とかしかカバーされなくなってしまうんです。)

日本では・・・ピルをもらうための検査代だけでも数万円とられちゃいますよね。
しかも、そんなたいしたことしないのに。

やっぱり、日本の女って弱いですよねー。
強いとか恐くなったとか言われても、こういうところで、本当に力を持ってるかどうかがわかると思います。


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