| 2005年01月03日(月) 迷子の迷子の記憶さん |
2004年を振り返ると、実に空白の日が多い。
あとで振り返るとき、日記も書いてない、ウェブの更新はおろか、写真すら一枚も撮ってない、
スケジュール帳にもなんも書いてない、学校もない、家計簿的なものにもなんも書かれてない、
そういう空白の日。大抵はおそらく一歩も外にでてない日なんだけど。
たとえば事件に巻き込まれても、そういう日は、アリバイがない。
刑事「あなた昨年の9月14日、火曜日。午後9時頃どこでなにをしてました?」
と聞かれたら、「すいません、私がやりました」と自供しかねない。
まぁそれはさておき。
日付に結びつかない、ふあふあ宙に浮いてる記憶がたくさんある。
そういう記憶は、日記をみたり写真フォルダをみて記憶を補完することで日付と繋がるんだけど、
どうしても日付がみつからない、でもちゃんと記憶には残ってる光景があって、
やきもきしている。
迷子の記憶だ。迷子の迷子の記憶さん、あなたのおうちはどこですかぇ。
この一年間をふりかえっただけで、記憶の迷子があちこちにふあふあしていて、
しかも、記憶すらない日もあって、
それがまた迷子以上にあるんだろうと思うと、なんだかもったいないと思ってしまう。
そういう、忘れてしまったことにも気づかない記憶がたくさんあるのがもったいない、
というよりは、忘れてしまうようなろくでもない過ごし方をした日が多くあることが、もったいない。
1.日付と結びついた記憶。
2.日付不明の記憶。
3.いなくなったことにも気づいてもらえない記憶。
毎日なんらかの記録を残せばおそらく2は減る。
毎日有意義なくらしをすれば、3も減る。かな。どうでしょう。
脳内ハードディスクの容量に限りはあるのでしょうか。
古いデータや最近アクセスしてないデータはいつのまにか圧縮されて、
新しいデータに上書きされるのでしょうか。
さぁどうなんでしょう。
やってみなけりゃわかりまへん。
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