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2007年10月19日(金)
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アートディレクター、殺し屋、ジャック |
かつて本屋でサインをもらったこともある、 日本を代表するであろう広告クリエイター2人。
同じ知識ゼロの地点から出発したにも関わらず、 彼らの口から発せられるプランや言葉の数々は 納得感が違う。その現場に立ち会える幸福!を かみしめていたら、自分の作業パートの〆切が ひたひたと差し迫っていることに、今日気づく。
土日は潰れた。 まだ訪れぬ週末が、すでに過去形。
伊坂幸太郎『グラスホッパー』、まだ途中だけど 読みはじめたら止まらない。この完膚無きまでに 暴力に充ち満ちた小説に没入していると、自分の 中にいた苛立ちがスーっと引いてゆくのがわかる。
まるで小説の中の殺し屋が、僕の頭に巣くっていた イライラまでをも殺めてくれているかのような感覚。 と言ったらヤバイ人か。でも気持ちいい。
絶対にスカッとする幕引きじゃないことは察しがつく。
『24』シーズン6も借りはじめた。 しばらくはフィクションにストレス発散を求めよう。
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