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天気が非常によろしくない。 陽光が差してこないので、 いつまで経っても寝ていられる。
「空腹のまま戦争に巻き込まれる」という夢を見た。 以下、実態のない事の顛末。
コンビニで買った肉そぼろ弁当を食べたい。 だけど、街中で爆音が鳴り響く。市街戦の様相。
サッカーの競技場のようなところで、 女子高生たちが観客席に座っている。 だけど青芝のピッチには誰もいない。
彼女たちに戦争の恐怖は微塵もなく、 楽しそうに、膝にサンドイッチを広げている。
コンクリートの床に蓋があり、 開けると防空壕になっていた。 女子高生をその中へ詰め込み、自分は 冷めつつあるそぼろ弁当片手に本屋へ。
着物を着た夏目漱石風の店主に状況を 確認する。爆撃は収まりそうもない。
クルーザーが横付けされた湖で銃撃戦開始。 カウボーイが撃たれ、湖へドボン。 馬が脚を撃たれ、暴れながら湖へドボン。
必死で水を蹴る。啼く。あぁ馬の声だ。 荒い鼻息で波立っているかのよう。
もうダメだ、俺は戦死の前に餓死しそう… お弁当…
というところで目が覚めた。 水中で墨汁のように噴きだす馬の血と 啼き声があまりにリアルだった。
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