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2007年10月16日(火) 腹、戦、馬

天気が非常によろしくない。
陽光が差してこないので、
いつまで経っても寝ていられる。


「空腹のまま戦争に巻き込まれる」という夢を見た。
以下、実態のない事の顛末。

コンビニで買った肉そぼろ弁当を食べたい。
だけど、街中で爆音が鳴り響く。市街戦の様相。

サッカーの競技場のようなところで、
女子高生たちが観客席に座っている。
だけど青芝のピッチには誰もいない。

彼女たちに戦争の恐怖は微塵もなく、
楽しそうに、膝にサンドイッチを広げている。

コンクリートの床に蓋があり、
開けると防空壕になっていた。
女子高生をその中へ詰め込み、自分は
冷めつつあるそぼろ弁当片手に本屋へ。

着物を着た夏目漱石風の店主に状況を
確認する。爆撃は収まりそうもない。

クルーザーが横付けされた湖で銃撃戦開始。
カウボーイが撃たれ、湖へドボン。
馬が脚を撃たれ、暴れながら湖へドボン。

必死で水を蹴る。啼く。あぁ馬の声だ。
荒い鼻息で波立っているかのよう。

もうダメだ、俺は戦死の前に餓死しそう…
お弁当…


というところで目が覚めた。
水中で墨汁のように噴きだす馬の血と
啼き声があまりにリアルだった。




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