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2003年06月07日(土) 眼の人・耳の人




今日もバイト明けに
べーやんこと林部サンと大戸屋でごはんを食べました。
うなぎ茶漬けはおすすめです。


そのとき彼女が話してくれたんですが、
人間は「眼の人」と「耳の人」の2種類に分けられるらしい。

例えば、書き言葉と話し言葉のどちらがよりイメージをかき立てられるか?
で、その人が眼の人か耳の人か分かれるらしいのです。

僕は前者です。
べーやんは後者で、やはり仕事で音楽をやってるだけのことは
あるということでしょうか。眼の人は、視覚的イメージの増幅に重きを置き、
耳の人は言うまでもなく聴覚に重きを置くらしいです。


面白い例えがあって、
蕪村が眼の人で、芭蕉は耳の人らしいんです。
確かに芭蕉の俳句は音を感じます。蛙だったり水だったり。
残念ながら与謝蕪村はよく知りません(調べてみます)。


音というものは、それだけで時間を表すものでもあります。
音が流れるというのは時間が流れるとイコールですから。

対する視覚というのは、瞬間・空間を表すものです。
なので、写真をやっている僕は眼の人ということでもあるのかもしれません。


小説とかわりと好きで、電車の中でよく読むんですが、
そういうのもどちらかというと眼の人の方が得意らしいです。


要は、何を起点にイメージを増幅するかということでしょう。




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