ひとりごと
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夕空を見に行こう 2006年09月18日(月)

パソコンに向かっていた顔を上げたら
お向かいのマンションがオレンジ色に光っていた。
夕焼けだ!
外に飛び出した。

空が光っていた。
ざーっと吹いた風は涼しく首筋に爽やかだった。
森からツクツクホウシの声が風に乗って流れてきた。
お向かいの窓から、トントントンとリズミカルな包丁の音がした。

気持ちのいい空の下を私は歩いた。
刻々と変わっていく空の景色を自分の心とカメラに収めた。
泣きなくなるようなきれいな夕方だった。

こんな美しいものを見るとき、私は自分の子どもがほしくなる。
子どもに見せたいと思う。
「空がきれいだよ。夕空を見に行こう!」と、子どもと外に出たい。
一緒に空を眺めたい。

その子が大きくなったとき、風に吹かれたり、本を読んだり、誰かと話したり、
そんななんでもないときに、ふと思い出してくれるだろう。
美しい夕空のことを。
風の音やセミの声や母の手のことを。
「夕空を見に行こう」と言う言葉を。


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