ひとりごと
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6度目の水曜の整体が終わって外に出た。 目の前に夕映えが広がっていた。 何か誘うような雲の色。
足元のオシロイバナも空を見ていた。 青い黄昏の中でほんのり茜色に染まっていた。
まだ強い風にバス通りの桜の枝は揺らされて、 その向こうに空が輝く。
薔薇色の雲に浮かぶ月と金星。 ねぇ、夢みたい。
影絵の背景は見る見るうちに色を変えていった。
隣のスーパーで買い物をして出てきたら 藍の中で月と金星がすっきりと白かった。
昨日から苦しかった息がすっと楽になっていた。 はっかのかけらを胸に放り込んだみたい。 夕方の匂いを吸い込んだ。 気圧の谷は過ぎたらしい。
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