ひとりごと
DiaryINDEXpastwill


夢の話 3つ 2004年11月06日(土)

べべが逝ってしまう数日前に夢を見た。
べべが死んでしまう夢だった。
それも食べすぎで、口の周りにえさをいっぱいつけたままで。
夢の中で私はあわてていた。
べべが死んでしまうなんて、いくら夢の中でもまずいと
私の脳が感じたのか、夢のべべはすぐに生き返った。
えさを口から出して、白雪姫のように目をぱっちりと開けたのだった。
とても嬉しかった。
だけど「べべが死ぬ」なんて、たとえ夢の話でも口に出すのもこわくて、誰にも言えなかった。
こんなに元気なのに、なんでそんな夢を見たのか不思議だった。
でもそれからの数日、よけいにべべが愛しくて大切で、ずっと見つめて濃い時間を過ごした。

べべが死んだあと、そう言えばそんな夢を見たことを友だちに話したら
「べべちゃん、ちゃんとお別れを言っていたんだね」と言ってくれた。
そうだったのか。
あまりに突然だと思ったけれど、少し前からべべはお別れを言っていたんだね。
それで私は心の準備をして、べべと過ごす時間を大切にすることができたんだね。


そしてもっとずっと前、たぶんもう1年以上前のこと。
私は夢の中でべべに会った。
夢の中のべべは少女の姿をしていた。
色白で小柄で、さらりとしたおかっぱ頭で、意志の強そうな黒い瞳をした人間の女の子だった。
なのに私はすぐにべべだとわかったのだ。
少女のべべと私は、人間の言葉で少し話をした。
そっけないそぶりで、それでもその少女は私に「ありがとう」と伝えてくれたのだった。
愛しい思いがいっぱいにこみあげてきた。
目が覚めて見てみると、いかにも人間だったらそんな姿だっただろう、と思えるべべだった。

べべが死んだあと、そのころそんなことを話した友だちがメールをくれた。
「今度は人間の女の子に生まれ変わってToto&Bebeさんと出会うかもしれないね」と。
きっとそうだ。
あの光るまなざしのおかっぱ頭の少女になったべべに、いつか私は出会うだろう。
強くそう信じられる。
きっとまたすぐに会えるよね。


そして昨夜のこと。
夢の中で、3羽のインコのヒナが私のもとに生まれた。
生まれたばかりのヒナなのに、とても懐かしかった。
ふわふわの頭を私の指に押しつけてきた。
信頼をこめた一途な瞳で私を見上げていた。
どの子もかわいかった。
明るい白い陽射しの中で、私はヒナたちとふんわりとお昼寝をした。
幸せだった。

あの子たちは、空に昇っていったトトとべべとピピかしら?
幼い姿を借りて私を慰めに降りてきてくれたんだね。
ありがとう。
大丈夫よ。
幸せよ。


Toto&Bebe |HomePage