ひとりごと
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朝、目覚めると、痛みは軽くなったようだった。 湿布をめくって見ても、すねのでこぼこはだいぶ平らになっていた。 ベッドから立ち上がろうとしたら、足首がズキンと痛んだ。 よく見ると、足首が腫れていた。
軽い捻挫のようだった。 昨日から腫れていたのだろうけれど、 すねのあざと腫れにばかり気をとられていたのだ。 湿布を足首にも貼った。
お医者さまに行ったほうがいいのかもしれないけれど、 なんだか熱っぽくてだるかった。 2週間出張に行っていた夫もやっと帰ってきて、今日は久々に休みを取っていた。 ふたりでぐうたらごろごろ過ごしてしまった。
熱は37.3℃の微熱。 風邪気味なのか、足のせいか。 それとも近づいてきている低気圧のせいか。 窓を開けると、空気がじっとりと重い。 薔薇の濃い香りが、草だらけの庭に低く沈んでいる。 それをかき分けるように、のろのろと庭を歩いた。
昨日おとといの暖かさで、薔薇も草花も咲き進んでいた。 咲いたばかりの薔薇のなんて清らかなこと。 汚れなく瑞々しく朗らかで、優しかった。 どの花も涙が出そうにきれいだった。 こんな私が育てていても、薔薇はこんなに美しく咲く。 愛しかった。
体はまだだるかったけれど、気持ちはすっきりと洗われたようだった。 花を育てていてよかった。 早く元気になって、花たちの手入れをしよう。 感謝の気持ちを込めて触れ合おう。
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