ひとりごと
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姪たちの選択 2004年03月04日(木)

妹や姪たちと吉祥寺の手芸屋さんに行った。
入園準備の遊び着の生地や足りない材料を買った。

姪たちは、小さいなりに好みがあって、ちゃんと自己主張する。
「このきれだったら、こっちのボタンのほうが似合うんじゃないかな。」
と、さりげなく勧めてみても
「このグリーンのボタンがいい!」と、きっぱりと言う。
そう言われてみると、それがおしゃれなような気もしてくるし
何より、本人が好きなのだから、それがいいのだとも思う。

コップ入れや体操着入れのひもの色も、名札の色も、
もっと悩むかと思ったら、彼女たちが自分で決めてくれた。
まだ2歳の姪まで、オレンジ色の波型ブレードをどこからか見つけてきて
「これを使いたい」と言う。
それが、前に彼女が選んだバッグの生地とぴったり合っていたりする。
幼い子のセンスもあなどれない。
姪たちの意思を尊重して、選ばれた布やボタンを使って作ることを
改めて約束した。
彼女たちが思い描いているように、うまく作れますように。

それにしても、小さい子どもたちを連れての買い物は大変だ。
せっかく吉祥寺に行くのだから、あの紅茶屋さんにも、この雑貨屋さんにも行こう、
と考えていたのだけれど、手芸屋さんだけでせいいっぱいだった。
ただでさえ買ったもので荷物が増えていくのに、ぐずっていた下の子がついに眠ってしまい、
妹はその子を抱きかかえたまま歩き回らなければならなかった。
私は、自分が抱っこしているわけではないのに、なぜか腰が痛くなってしまった。

大荷物と眠った子を抱え、小さい子の手を引いて、
やっと実家にたどりついたときにはみんなぐったり…。
あー、お母さんって大変なんだ。
妹もたくましくなるわけだ。
離れて暮らす私は、たまにかわいがるだけの気楽な伯母さん。
せめて入園グッズ作りくらいやって、少しでもお手伝いしないとね。



友だちの小鳥

夜、家に帰ってきてすぐにパソコンをつけた。
友だちの、闘病中の文鳥のことが気になっていた。

すると、今夜亡くなったのだと言う報告が書いてあった。
まさか、と思った。
胸がつまって、頭の芯がしびれた。
絶対に元気になると信じていたのに。
餌も自分から食べ始めたと聞いて安心していたのに。

静かな抑えた文章の中から、深い悲しみと愛情があふれ出ていた。
気丈でけなげだった小鳥のことを思い、
友だちがどんなふうに過ごしているかを思うと、胸が痛い。
実家からもらってきたご飯を食べながら、涙がぽろぽろ流れてきた。

トトやピピを亡くしたときの長い夜のことを思い出す。
なにをしたらいいのかわからなかった。
小さい頃からの思い出が次々に浮かび上がってきた。
今、この夜を、彼女は同じような思いで過ごしているのか。

悲しみはなかなか癒えるものではないけれど
友だちの心が早く休まりますように。
最後まで本当によくがんばった美しい小鳥。
会ったことはないけれど大好きだった小鳥。
忘れないよ。
どうか安らかに。


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