ひとりごと
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敬愛するお茶の先生が、今年お元気に卆寿を迎えられた。 今日はそのお祝いのお茶事だった。 お祝いされるべき先生自らが、いつものお稽古場であるご自宅で すべてを考え、しつらえて開いてくださったのだ。
すみずみまで心の行き届いた瑞々しい庭の空気を 薄い曇りが柔らかい光で満たしている。 つくばいに舞い落ちた楓の葉の色がしっとりと鮮やかだ。 水の中の空に鳥の影がすばやく映った。 梅の枝で高らかに啼いた。 白い侘助が濃い緑の中で清楚にうつむいていた。 苔むした丸い飛び石のひとつひとつに、 つややかな葉の1枚1枚に先生の優しいまなざしを感じた。 すべてのものが静かに喜んでいた。
おめでとうございます。 そしてありがとうございます。 これからもお元気で。 いつまでも憧れます。
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