ひとりごと
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こんなお稽古日 2001年11月28日(水)

「おとなしくしてなさい。」
って言われてたのに
朝からお茶のお稽古に出かけてしまった。

あぁ。でもやっぱり頭がぐらぐら。
気分もよくない。
炉の中で真っ赤に熾っている
炭のせいもあったのかもしれない。

「ちょっと失礼します。」
と、隣の寄り付きで休んだ。
お茶室と違ってとても寒い。
でもほてった頭を冷ましてくれる。

壁に寄りかかって目をつぶった。
いろいろな音が聞こえる。
空気が感じられる。
ぼんやり半分夢見ているよう。

ふすま越しのくぐもった人の声やお釜の音。
往来を走るバイクの音。
窓の外からは小鳥の声や羽ばたきの音。

目を開けると白いまぶしい障子のスクリーンに
くっきりと黒く影絵が美しかった。
小鳥のささやかな重みが枝を揺らす影。
木漏れ日は丸く重なってちらちらと動いた。

どれくらい影絵を眺めていたのだろう。
もしかしたら眠っていたのかしら。

ふすまが開いて心配そうな顔がのぞいた。
今日はお点前はお休みさせていただこう。
おいしいお茶とお菓子をいただいて
うとうと夢心地で影絵を見て。
そんなお稽古日もあっていいよね。

あ。鼻水がとまっている。
昨日いただいたお薬が効いたのかな?
うつらうつらもお薬のせい?
風邪もきっともう一息ね。


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