| 2004年10月24日(日) |
久しぶりのアダムさん |
以前何度か日記に登場したアダムさん。(武勇伝その1 その2 その3) 最近アダムさんから電話が多い。仕事がらみの質問もだけど、飲みのお誘いがすごくかかって来る。なのにゲラ夫は全部お断り。1年半もの間、誘い続ける方も断り続ける方もすごいと思う。 2人で出張の時は1日3食一緒なんだからワルシャワに居る時くらいほっといてくれ!ってのがゲラ夫の本音らしいんだけど、なんだか随分アダムさんに好かれてるのね、ゲラ夫。実はチャーミングなのはゲラ夫の方なんじゃないかと最近思い始めた。
そんなアダムさん、最近マンションを買ってお引越しです。 ワルシャワのそこそこ良いマンションは、フェンスで囲まれてる所が多い。 フェンスで囲ったって泥棒は入ってくると思うんだけど、「チャンスが人を泥棒にする」とか言うことわざのある国ポーランドでは、フェンスで少しでも人を寄り付けない事が防犯の第一歩らしい。ちなみに我が家のマンションはフェンス無いっす。
アダムさんのマンションは、駐車場が屋外で(可哀想に、冬は雪かき大変ね)ゲートも手動らしい。車を降りて、鍵を開けてから駐車。駐車場からマンションまでもゲートがあって、更にマンションの入り口もオートロック。 暗証番号を覚えるのも大量の鍵をジャラジャラ言わせながら門を開けるのも非常に鬱陶しいらしい。
そこで策略家のアダムさん登場。 つーか私なら素直に暗証番号覚えるけどね、アダムさんの思考回路はちょっと違う。この一連の面倒な作業は鍵があるからいけないんだ!と思い立った解決策が。 「全ての鍵穴をボンドで塞ぐ。」 マンションの住民が何度鍵を取り付け替えても、相手が根負けするまでボンドで塞ぎ続けた。来る日も来る日もボンドで穴を塞ぐアダムさん。
住民の理事会で意見を言ってみるとか署名集めるとか、はたまた素直に鍵を持ち歩くとか、いわゆるConventionalな方法はお気に召さないそうです。 つーかアダムさん、それ犯罪だから。
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