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----------2005年10月19日(水) 114-122
114 朦朧とするほどの熱が出ているわけではないのだが頭の中は完全に熱病に侵された状態で17世紀の瀟洒な洋館で繰り広げられる淫靡な宴だとか太陽が東に沈む近未来的光景の中で空が真っ赤に染まるまで繰り返される殺戮だとかそういった醜悪なイメージがごぼごぼと音を立てて湧き出てきた。
115 晴れ渡った爽やかな秋の空の下、マスクの奥に込み上げてくる嘔吐。
116 頭の中に溜め込んでおくのは健康上よくないので文体を整えることもせずにそのまんまの形でキーボードにぶちまけるとあわせて原稿用紙30枚くらいになった。
117 書くことは衛生学に関わる問題である・・・云々>シルヴィー・ジョドー
118 溢れんばかりの憎しみを抱いて、ただ憎しみだけを抱いて
119 いつか「キミは可哀想な人だね」と蔑まれるのを待っている
120 いっそ見捨てられてしまえばいいのにね見捨てる前にそうしたらホントウのことに気づくかもしれないのに誰も見捨ててくれないからいつもいつも自分で自分を見捨てようとするんだ、スピードが欠けているよ、キミの的外れな当てこすりはいつだってワンテンポ遅れている、
121 ロジックで勝負してくれだなんて誰が望んだ?
122 他人が血を流すところを見ると背筋が寒くなるけれど自分のならいくらだって平気なんだよ。
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