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----------2005年09月02日(金) 幸福なパパイヤ

いつもその前を通るのだけれど私が帰る頃にはとっくに閉まっていたのでアコガレばかりが強まっていた果物屋さんにようやく行くことができた。目の前は5車線の車道、という極悪な立地条件にあるのだけれども店はとても清潔で明るく、目の前で店員さんがよく研がれたナイフでパパイヤの皮を剥いてくれる。柔らかいパパイヤにナイフは音もなく吸い込まれ、さも気持ちよさそうに裸になった。

ミルクと一緒にミキサーにかけられたパパイヤはとても幸福な味がした。

昼下がりの小さな幸福。

毎日ちょっとずつ、着実に。