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----------2005年05月16日(月) 安住の地は

この街は東西に流れる大きな川で分断されている。川、といったって水なんだか泥なんだかヘドロなんだかよく分からない濁った液体が川のような顔をして流れているだけなのだけれど、あんまり長く水辺を離れていると海綿は干からびてしまうので、コンディションの調整のためにその川のような顔をした、自称「川」の真ん中に浮かぶ島へ散歩に出かけた。

今バラ園はちょうど見ごろを迎えているはずで

ライオンの橋を下りたら

満開のバラがお出迎えしてくれるだろう

という海綿の期待はあえなく潰えさる。

ここは大阪。

橋を下りたその一瞬だけ、海綿の鼻腔を甘い香りがくすぐったけれど。

えー右をご覧ください、これが大阪名物「おばはん」です、えー左をご覧ください、これまた大阪名物「ビニールテント」です、えー大変申し訳ございませんが只今通路を整備中でございましてドガガガガガガガガ

これではとても星の王子さまごっこなんかできない。中之島公園のバラは「なあなあねえちゃんあんたなに辛気臭い顔してるんほーらあっちにもこっちにも咲いてるでーどないやー」とでも言っていそうな気がして、結局大阪市役所前の「みおつくしプロムナード」のあたりが一番落ち着くという結論に達し、木陰のベンチでぼんやり鳩を眺めていた。

海綿に安住の地はあるのか。

ルールその16:とりあえず今のところは小泉純一郎を支持しておくこと。