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----------2005年01月05日(水) 長い間、私は遅くから床についた

「長い間、私は早くから床についた。」(プルーストの「失われた時を求めて」の冒頭部分であるらしいのだけれど私はまださすがにプルーストに手を出せるほど時間がありあまっているわけではなく、それを解説したはずのロラン・バルトの「テクストの出口」はぱらぱらっと流し読みしただけなので忘れてしまった、とりあえずなんだか例のマドレーヌのくだりと同じくらい有名なフレーズのようなので書いとけ、みたいな。)

そういうわけで眠くてならない。

長い間、本当に長い間、日付が変わる前にベッドに入っていた試しがない。眠りに落ちていた試しなんてあっただろうか。

早く床につくことに憧れる、けれどももうすぐ母がでろんでろんになって帰ってくるだろうしなんだか掛け布団がいつもと違う、のは多分ごくうとかいう名前のバカネコが私のいつもの羽根布団の上でおしっこをしたからに違いないのだ、なんだか部屋が臭いもの。

こうして結局「長い間、私は遅くから床についた」が続く。

肩こりと頭痛、睡眠不足と眼精疲労に殺されそうだ。

(手抜きとか言うな。)