大切な時間
今夜も彼と長話。
今日は、上機嫌で過ごしたこと。
彼は楽しそうに聞いてくれる。
 私の話は長くない?
 聞いていて鬱陶しくならない?
 遮りたくならない?

 前から知ってるから大丈夫。
 
安心する。
だけど、同時に話し出すと、お互いに譲り合って
私は、彼の話を促す。
そうしないと、いつまでも私だけの話になってしまう。

今度逢えるのは5月の末か6月初め。
それでも、こうしてほとんど毎日話せるから。
焦りも苛立ちもない。

私から逢いに行けばいい。
そうすれば、来月逢えるかもしれない。
 今回は俺が来たから、次はようが来ればいい。
前はそんなふうだった。
だけど、今、彼は自分が来られる日を考える。
私から逢いに行く日を、彼は夏だと思っている。
できるかぎり私に負担をかけないように。
私は変に強情だから、彼が逢いに来るために
かける費用と同額を、彼の滞在中使おうとする。

彼は長期的な計画を立て、ゆっくり前進している。
反対に、私は短期的にしか考えられない。
どうなるかなんてわからない、どこかでずっと
思っている私がいる。
こんなふうじゃいけないね。

彼と話せる数十分。
一日のうちの、この時間が楽しい。
それでいい、それだけじゃいけない。 


2005年03月24日(木)

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