嫌悪
静かな場所から、にぎやかな場所へ
現実だけでなく、仮想現実の世界でも。
現実と同じで、日陰も日向もある。
どう歩くかは本人次第。
おもしろがって楽しもう。
Sさん、ありがとね。

昨日、今日は休むからと、全くわけのわからない
メモを残して、行方不明になっていた君。
今日聞いても言葉を濁した。
深追いしない。
なんとなくわかっているから。

帰り際
 もう帰るの?
と、久しぶりに言われた。
1ヶ月近く、さっさと帰っていたのに。
当面の問題を回避して、気分よくなったらしい。

少しづつ近づいてくるのに
後ずさりして、距離を取る。
手が伸びてきた。
振り払った。
思わず触らないでと言ってしまう。

理由を問われ、不潔だと答えた。
ウィルスだの細菌だの、頭に浮かんだ単語を並べた。
匂いについて、単語を並べた。
生理的な嫌悪を一度持つと、絶対に無理。

私は潔癖症じゃない。
PCのほこりを彼に叱られたくらい。
でもね、口腔内の腐敗臭は
何億もの細菌が増殖していくさまををイメージさせる。
そしてもう一つの腐敗が浮かんでくる。

2005年02月15日(火)

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