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2006年02月04日(土)
元々寂しい人間だから良く働くのか、よく働いた挙句寂しいのか、仕方ないので働くのか、金にもならない残業を恐ろしくやり続ける、あなたの朱鷺野つばさです。
今日も今日とて明るくなるまで昨夜から仕事を続けています。 夕方必ず30分は仮眠を取って頑張るわけですが、会議室を仮眠室のように使い働き続ける男性達に対して、会社で寝るなと言うお達しがあり、その言いつけを守ろうとする努力の末、眠いです。たまりません。 一通り仕事をこなしたら勝手に夜が明けるので、仕方無しに帰る準備をします。 しかし問い合わせチケット画面を更新するたび、答えねばなるまいと思うチケットが到着しています。平気で午後になりました。 諦めて外へ出ます。 会社に居ること自体に危機感を覚えるからです。
そして天気の良いお外へ出ますと、凍りつくような温度の大気でした。 この落差に、気分的にめまいを感じ(本当にめまいを感じたわけではない)、交差点のど真ん中で、本当にアスファルトに向かって乾いた笑いを放ちながらへたり込みました(笑)。
そんな自分が客観的に面白く、それでもタクシーに轢かれないうちにタクシーを拾う方へと気分を転換します。 タクシーに乗る頻度が高くなって、本当に考え物です。 このスケジュールで動いていて、この交差点の傾斜を、もう駆け上る事はつばさには無理に思えてきました。
すごく眠いのですが、今日はまだスケジュールがあります。 先輩の舞台を見に行かなければなりません。 有名な聾唖者のダンサーが居るのですが、彼女のステージに先輩はダンサーとして参加します。 過去に(昔だけど)人に見に来てもらっていた立場の人間として、ぶっちぎって寝るのは仁義が廃ります。 3時間の仮眠を取って出かけました。 元カノ誘ったけど、「興味無いからいやだ」の一言でおしまいです(笑)。
ステージはダンスと、歌のミュージカル仕立てで、ストーリーは生まれついて聴力を失っていた主人公が、母親の鬼のようなスパルタ口話教育に反抗します。しかし母親の頑張りと周囲の理解で順調だった学生時代も、卒業すると世間を知ることになります。 希望の職種には就けない現実を知り、たまたま就職した会社で手話を知り、聞こえない声で話すことを止めます。 好奇心旺盛な彼女はなんでも挑戦しますが、音楽だけは楽しめず、好きではなかったようです。 しかしジョン・レノンの「イマジン」を聞いた時、初めて音楽の感動を知ります。 やがて、音楽を知り、ダンスを知った彼女は、ダンサーを目指し渡米、音楽を波動で聴いて踊るダンサーへと成長します。
障害を持って生まれたことへの苦しさや、運命を呪う部分を狂言回し的な悪魔を配置する事で表現しています。
楽しめたけど起きているのが限界。 新人さんも見に来てたけど、そんなテンションまで上げられませんでした。 すぐに帰って寝ました(笑)。
テレビでも見たけど、聾唖のダンサーさん。 人はやる気と高い集中力と根性があれば、不可能は実は無いと思える、一つの例でした。 え?つばさにそんなもんがあれば、お金持ちですよ(笑)。
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