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2005年12月17日(土)
「義経」の最終回を見ました。 史実から離れ過ぎられないから結局最後は死にます。 つばさは義経を見るようになってから、年配の人が、時代劇の、特に歴史上の人物ものが好きな理由がわかってきました。 しかも、最近の時代劇は、タブーがどんどんこじ開けられて、学者しか知らなかった事が織り込まれて来ているので、ものすごく話の流れがわかるのです。 いつもいつも子供の頃から戦国時代劇で謎だったのは身内同士で殺しあう事でした。 ついこの間まで同じ殿様に仕えた同僚だったのに、殺し合う事でした。 面目を潰されると命を取るすごい時代の話です。
特に義経のバカみたいな解釈と振る舞いは、義経像に大きな疑問を残しましたが、そのバカぶりと、めんどくさい性格の頼朝像がものすごく鬼さんと自分に重なるので、タッキーカッコイー!と言うノリでは見られませんでした。 めんどくさい。機嫌を取らないと攻めに入るあれが本当にめんどくさい。
ただ、義経の誤算は、朝廷を正統とする武士の「建前」を儒教的に根っから信じた事だと思います。朝廷を立てていれば、仕える武士として本当であると思ったのでしょう。 しかし朝廷なんか糞だと思っていた頼朝には「仕える先を知らない」と見えたのでしょう。
ダメだ、どう解釈して行っても鬼さんが出て来る。 (この1年後「仕える先を知らない」と言われた(笑))
しかし愛される弟を疎んで自分に挨拶に来ない事を怒っていたようにも見えるそれすら、なんとなく重なって感じるから……。( ̄∇ ̄)おいら、人気者では無いけどね(口うるさいから)。
でもそうすると、最後は兄貴に刃を向けるのかしら?(謎)
しのさんの手料理を食べて、お風呂に入って。 週末にやってくる友人のために猛烈にお姉ちゃんが片付けた(おいらの日記を読んだっぽい気もする)リビングで、ガスストーブをガンガン焚き、冷え込む体から風邪払いをしながら過ごす、今日の朱鷺野つばさ。
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