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2005年09月27日(火)
午前1時を回る会社で、珍しく彼女から電話が来ました。 本当に珍しいなと思って電話に出ました。
「いつまで一人で寝かせるのよっ!!」
男のような、どすの効いた怒気を心の底から含んだ声で、さすがにちょっとびっくり。 今すぐ帰らなくてはいけないような緊張感がありましたが、今すぐ片付く状態ではありませんでした。 適当に謝って電話を切りましたが、事の重大さをそんなに気づいては居ませんでした。 どう考えても、今日だったのです。 PCの電源も切らず、今にも帰ってきそうなそのまんまの状態でタクシーを拾うべきでした(みんなそうしてるんだから)。
つばさ、最後のチャンスを見落としました。
だって仕方が無いじゃない、仕事なんだから。 彼女よりこの論法を取ったのはつばさです。 つばさはこの瞬間を何度やり直しても仕事を取るでしょう。 仕方が無いのは仕事じゃなくて、つばさがそういう人間だと言う事です。 この事件を軽く考えた時点で、つばさはおにーたまからもらったGshockを失くしたあの時と同じで、ツキと言うものも一緒に捨てたのです。
ここで自問自答してもいけない、その時は、その予感を感じたのでそうしました。 つばさのその時のインスピレーションは、彼女の中ではもっと前につばさが死んでると伝えていたからです。 今日を取り繕って、明日もあさってもそれができるでしょうか。 それ以前に彼女がつばさを求めてやまない状態でしょうか。 否。 つばさのいる休日にわざわざ一日中出かける人です。 帰る平日に傍に居ないと怒っている人が、休日はつばさにくれないものでしょうか?
彼女の一日は自分中心にしか、今動いていない。 添い寝相手がいればそれでいいだけかもしれない。 それにそろそろ彼女は将来を考えなくてはいけない年齢です。 子供も欲しがって居ます。
彼女の望む将来は、つばさではあげられない。 それに気づいていたのはつばさですが、先に方向を変え始めているのは彼女です。
ゴールデンウイーク以降、彼女はつばさにちょっと冷たい。 傍に居ないのは一時なのに、時間の長短と孤独感に勝てない。
若いから仕方ないのかなぁ。
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