Wings of Times〜時のつばさ〜
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2005年09月18日(日)  
命からがら和歌山行脚

今回の旅行は本当に危ない。
自分を疑う判断力です。
ん〜〜。後方確認ができないんだよなあ。全然後ろが見れない。
こんなに下手じゃないんだよなあ。
1ヶ月か2ヶ月に1回は車借りてるから丸っきり運転してないわけじゃないんだけど。

予言が怖くて(笑)。

また夜の高速に入りそうになりました。
なぜ料金所には間違えた人の迂回路が無いのでしょう。
本当に入りたくなかったので、レーンを迷って、大型ダンプカーとクラッシュしそうになりました。
急ブレーキで焼きついた鉄の臭いがあたりに立ち込めて、惨劇寸前の気配を超リアルに物語っていました。
運転席から聞こえない声で「馬鹿やろう!」と叫ぶ運転手の顔がありました。
思いっきり拝み倒したら運転手は車を降りずに行ってしまいました。

女で良かった。男だったらボコボコだわ。

いかん!予言が当たる!いかんいかん!
でももう和歌山は目の前!(笑)

和歌山は風光明媚な港町方面へ。何というか感じの良いさわやかな街づくりでした。
しかし、残念ながら降り立った町は重金属の煤煙の臭いに囲まれていました。
ここで暮らしてるのかあ。
この辺の人、病気にならないのかなあ。

今年何度目かのあぷは、「それでもこれで町が成り立っとるからなあ」と言います。
6:30と言う、また中途半端な早朝に着いたので、2時間ほど時間をつぶしました。
以前のつばさならこの僅かな時間に寝てしまうのですが、疲れ過ぎているのか冴えて寝られません。
起きてきたあぷの、東京だったとしたら広いアパートに行き(笑)お手製の朝食をいただきました。
すごく天気が良く、ガレージも見せてもらいました。
小さな小さな車1台分のガレージを、なるほど近所を通る人が「あほ」と絶賛するくらいそれはきれいに仕上げてはりました。
テレビもあるし、お茶を飲みながらだべりこむには絶好の小スペースです。
この狭さはそれは親近感を育てるのに良いでしょう。
相手のテリトリーに踏み込んだ感を感じさせるつくりがまず相手をくつろがせ、パーソナルディスタンスを侵さず、フレンドリーディスタンスを壊さない。

狭いって素敵です。

今のつばさはこういう事に息抜きをする気力もありません。
それでも走り続けてしまうくらい「仕事」と言うのは魔力を持っている。
ま、なんにしてもプラモデルを作る性格でもないし、インテリアに懲りまくる性格でもないし、ウルトラマンを並べる部屋が無いと嫌な人でもない。
おいら散らかってる部屋を見たら気が狂うくらい潔癖な人になりたいなあ。
そういうところが無いと、趣味の部屋を作ったりとかできないんじゃないの?

つばさは、うなるほどの金に飽かせてそういう場所を作るタイプの人だと思います。
貴族趣味って言うんですか?
だってさ、貴族ってピカピカの家に住んで調度品とか並べて飾るけど、自分で掃除しないじゃない?
一人住まいさせたら家付の浮浪者になれるじゃん?甲斐性なしで。

だからおいらはかぶれにはなってもマニアにもオタクにもならないんです。

話は尽きないけど仕事の愚癡ばっかりになったので( ̄∇ ̄)帰る事にしました。
仕事好きなのに、愚痴らせる大きな要因がある。
自分が腐ってる事は良く解かるが、止まらない。
これがいわゆる事故の因果を作るのです。

事故には怪我がつきもの。
怪しい我(byサディスティック19)。

さて。
帰る事にしましたが、海岸へ続く道は来た時も渋滞していましたが、帰る時はもっと渋滞。3連休のため車が多い。眠いから仮眠する事にしました。しかし冷房のためにアイドリングし続けるのが嫌で、ドアを開けたらたちまち薮蚊の大群が!
頑張ったけど無理なので、ドアを閉め冷房を入れます。

眠れん。何かが気をはやらせる。
確かにここで寝ていたら、帰るのは大変なんだけど。何でこんなに落ち着かないんだ。
でもこの渋滞に並んだら、確実につばさは寝てしまう。
寝るなら、止まってる時で無いと!
で、うだうだ。

車じゃ読んでる暇ないからと思って持って来なかった漫画とか、必要だと思いました。
一人旅に暇つぶしが必要とは。
パソコンつながんないしね。

田舎の道も久しぶりに走ると整備されていて、一度も走った事が無く終わった30年前の道をずっと登っていく自分が不思議でした。
岡山市内の道も、東京から来る道も、戻る道も、どれもこれも道は整備されてました。
つばさは都会的なものが好きですが、田舎で育ちました。
山の中をきれいに舗装されたアスファルト道路が走ってたりするのがめっぽう好きです。

暑い季節のドライブは昼休んで夜走るに限ります。
一人旅できちきちスケジュールだと観光もしないと言う事がわかりました。
特に、好奇心が弱いつばさの場合は。


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