6月26日は、てにすの王子様の原作者であられる、許斐剛先生の誕生日だったらしい(そう言えばゲームで誕生日を祝った覚えがある)ので、日付を詐称してまでお祝いしようと思います。 だってここはテニスサイトだもの。一応。
しかし、私にとってコノミンへのお祝いというものは「ネタにする」という事と同義である為、テニプリアトラクションサイトの松井Pのメッセージに、今度コノミン先生が歌われる事になる曲「テニプリっていいな」の歌詞の一部がアップされてたので、それにいちいち突っ込みを入れていこうと思います。 大丈夫、多分愛があるから!
(以下イタリック文字はテニプリアトラクションサイトより転載の歌詞)
テニプリっていいな 作詞・作曲:許斐 剛 編曲:佐々木 收(SCRIPT) 歌:許斐 剛
テニプリっていいな ボクの全てさ
コノミン先生は、テニプリの連載を確か7年くらいやって、その後1年休み、再びテニプリの連載を始めました。 レンタルボディガードクールを連載していた時は、確か打ち切りだったと思うので、漫画家生活のほとんどをテニプリと共に過ごしているのかと思われます。 そりゃあ「ボクの全て」と言いたくなるでしょうね。 厳密に言うと「ボクの(収入の)全て」?(笑)(いきなり毒吐いたー!)
でも、私にも「テニプリは私の全て」と思っていた時期が、確かにありました。
色んな人達と出会えそして語りあえる
テニプリという作品を通して、コノミン先生は色んな人と確かに出会ったでしょうね。 アニメの声優さん、ミュージカルの俳優さん、そしてファンの人達。 何せ声優や俳優やファンを招いて、テニス大会までやっちゃうんだぜ・・! すごいアクティブな漫画家さんだなぁと思います。
でも、この部分には共感できるんだ。 確かに私も、テニプリという作品を通して、色んな人と出会えたから。 テニプリサイトを開いて、テニプリのファンサイトでの企画に参加して、そこで沢山の友人に出会えました。 私が今ネットで付き合いのある友人の多くは、ほとんどはテニプリを通して出会った人ばかりです。 ・・ジャンル広い癖にサイト引きこもりなので、基本的に友人が出来ないんですよ・・(笑) テニプリという作品は、引きこもりを外(=サイトの外)に出させる力がありました。 あの頃はチャットにも結構参加してたし、本当「出会って、語って」た。
テニプリっていいな ボクの全てさ この広い世界でキミとキミをつなぐ架け橋さ
この部分はコノミン先生というより、ファンの事を言ってるのかもしれない。 もしくは、声優さん同士とか、テニミュ俳優さん同士とか。 テニプリという作品がなければ、声優さんはともかく、テニミュの俳優さん同士はきっと出会う事はほとんどなかったんだと思います。 今、漫画やゲームのミュージカルってちょこちょこやってる。 先駆者はセーラームーンだとは思うけど、テニミュが火付け役だろうなと思う。
テニプリっていいな ボクの全てさ 声に乗せて皆に勇気与えられる
これは色々解釈が取れますね。 この歌を歌うコノミンが、声に乗せて皆に勇気を与えるという意味。 アニメの声優さんが、声に乗せて(以下略) テニミュの俳優さんが(以下略) 実際に歌を聴いている時だと、勇気を与えてくれる人はコノミンだけど、例えばこのCDを買った人が友達の為に歌ってあげたとしたら、聴く側だったはずの買った人が、今度は勇気を与える側になるわけですね。 今私いい事言った、と思ったけど、いまいち意味がよく分からなかった。
テニプリっていいな ボクの全てさ ドキドキするようなスリル キミは感じてる?
これちょっと不二のセリフっぽいよね。 他にもキャラっぽい台詞があるのかな? 最近のSQの連載にはスリルはあまり感じてなかったんですが、今月号の英二と大石の試合には少しスリルを感じました。 好きなキャラが合宿落ちるかも、って思うと、やっぱりちょっとドキドキするね。 私にとってテニプリ至上最高のスリルは、関東大会決勝の英二の試合です。 スリルっていうかお通夜だった。 「WJ202 ゴールデンペア復活!!」「WJ203 菊丸の誓い」これが最高のスリルでした。
テニプリっていいな ボクの全てさ 暗い気持ちなんか吹き飛ばして笑いあう
テニプリをギャグ漫画だと認識した時から、あまり深く考えずに笑ってました。 そうだね。昔は嫌な事があって暗くなる事があっても、英二や精市の事を考えて萌えて乗り切っていた。 国道を車を飛ばしながら、CROSS WITH YOU歌ってた。
テニプリっていいな ボクの全てさ 踊れ! 歌え! 笑え! 戦え! 感じあえ!
最初の3つまでが明らかにおかしいです。
踊れ!歌え!笑え!って、テニプリは一応テニス漫画だろう!?スポーツ漫画だろう!? 踊ってどうする!歌ってどうする!笑うんかよ・・!
つまりこれは、テニミュの事を表現してるんですね。 それならよく分かります。テニミュ=ダンスです。踊ります。最近ダンスのレベルが高いです。 テニミュ=歌です。歌います。青学が代替えするたびに、歌声が変わってちょっとさびしくなります。 テニミュ=笑いです。最近はあまりないけど、昔は台詞1つ言うたびに笑いが起こってました。 テニミュ=戦いです。普通にテニスの試合あるしね! 最近はA、Bのダブルキャストがあるので、文字通り競ってるようですね。比較されるから。
テニプリっていいな ボクの全てさ この時代に出逢えた奇跡決して忘れない
この時代にテニプリという作品に出会えた事は確かにずっと忘れないと思う。 上にも書いたけど、テニプリという作品がなければ、出会っていなかった人達が沢山いたから。 それに、ここまで情熱と金と時間をかけてはまった作品は今の所ありません。 私が1つのジャンルで数十本SSを書いた事は今までに1度もありません。 確かにある意味「奇跡」かな?単なる「軌跡」だけど(はい、おやじギャグー!)
テニプリっていいな キミの全てさ la la la・・・・・・
ごめん、テニプリが私の全てだった時代はもう今は昔なのさ! だから勝手に「君のすべて」だなんて言わないで! 今の私は、ウリボウと、柚木と、カピバラさんと、その時はまったものの為に生きてます。
だから Try Again ここに新しいページを刻もうRe-start 最高の物語が待っているから
テニプリとまだまだ離れられそうもないから、SQで新連載を始めたというわけですね。
つまりこれは、新テニスの王子様の連載を始めるに至るまでの、コノミンの心情を表現した曲というわけですか。 上手い事キレイに落ちたな!
事の真偽は、CDが発売するまで分かりませんが(笑)
最後になりましたが、許斐剛先生、誕生日おめでとうございます。
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