あと少し私は布を織っている明日は広げて一枚にする
上手く出来ない日もあった
綻びてしまいそうな時も
糸は真っ直ぐではなく
絡んでばかりいたけれど
息を吹き掛けながら織る
夢のようなことかもしれない
分不相応なことかもしれない
それでも諦めずに織り続けてきた
あした私は一枚になる

とうとう明日は大晦日。駆け抜けたような一年が終わる。
出来ないことが多くなり不甲斐なさを感じたこともあった。
けれども生きてさえいればと精一杯だったように思う。
ありのままの自分を認めることは出来たのだろう。
今年もコロナに始まりコロナで終わる年になってしまったけれど
今のところ家族皆が守られており奇跡のように思っている。
危機感や不安からは逃れそうにもないが少しでも気を強く持っていたい。
そうして穏やかに笑顔で新年を迎えたいものだ。
こうして日々を綴る場所を与えられていて幸せだと思う。
どんな日もあったけれど書くことで救われていたのではないだろうか。
嘆いてばかりいないでリセットすることが出来たような気がする。
そんな私の日々におつきあい下さった皆様には感謝に尽きます。
この一年ほんとうに有難うございました。
今年最後の日記になってしまいましたが
皆様どうか健やかに良いお年をお迎えくださいね。
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