ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年12月25日(日) カウントダウン

風もなく穏やかな冬晴れ。ずっとこんな日が続けば良いのにと思う。

大雪で大変な暮らしを強いられている人達に申し訳ないけれど。

与えられた土地ごとに与えられた試練があるのだろう。

耐え忍ぶことも大切なことなのかもしれないと思った。



午前中に川仕事へ。最終日にやっと手伝うことが出来た。

海苔網を見ておどろく。それは昨年よりも悪い状態であった。

それでも見捨てる訳にはいかない。いのちを守るような気持である。

一枚ずつ漁場に張りながら「頑張れ頑張れ」と声を掛けていた。



足元に魚がすいすいと泳いでいる。なんと可愛らしいこと。

チヌに見えたが黄ビレだったのかもしれない。

魚網を持っていたら簡単に捕まえられそうだったけれど

「これが意外とすばしっこい奴でな」と夫が笑っていた。

自然の真っ只中での作業も感慨深いものがある。


二人で頑張った甲斐があり一時間半程ですべての網を張り終える。

海苔が育つかどうか分からないけれど心地よい達成感があった。



川仕事で身体を動かしたのが良かったのか「やる気」が出て来る。

みずぼらしい玄関先をなんとかしようとホームセンターへ向かった。

葉牡丹とスノーボール、ガザニアを買い求める。

葉牡丹6本を寄せ植えにしてみた。なんと素晴らしいことでしょう。

しばしうっとりと眺めながら私もなかなかやるなと思った。

新年は玄関からやって来る?そんなわけはないけれど

少しでも新年を迎える準備が出来て清々しい気持ちになった。


家の中は「ざりんこ状態」て手の付けようがない。

特に床の間のある部屋は娘達の物置と化している。

そうだ玄関に鏡餅を供えよう。これも素晴らしいひらめきである。

とにかく出来ることから始めよう。最低限でも新年はやって来る。

じたばたしないこと。完璧にしようと思わないことが肝心だ。



夕食はクリスマスの鍋パーティーだった。

寄せ鍋でタラの身や牡蠣、鶏団子やボイルホタテ等で結構豪華。

明日から大晦日までは質素な夕食になるが我慢して貰いたい。


息子から連絡があり元旦にはけい君と一緒に来てくれるそうだ。

お嫁さんは無理らしい。やはり体調が優れないのだろうか。

数年前の元旦には台所も手伝ってくれたことなど思い出す。

揚げ物が得意で鶏のから揚げを作ってくれたのだった。


無理強いは出来ず仕方ないことだけれど

息子も苦労をしているだろうと思うと心が痛むばかりだった。


あれこれの心配はさらりと水に流しておこう。

一週間後にはもう新年を迎えるのだ。




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