気温が夏日に近いほど高くなり汗ばむような陽気となる。
油断をしていたらまた一気に寒くなるのだろう。
立冬も近くなった。心の準備をしておかなければいけない。
ずっと待っている郵便が今日も届かず
そろそろ諦める時が訪れたように思う。
口惜しさよりも情けなさが勝り自分がどれほど愚かだったか
今更ながらに思い知らされ涙も出ないのだった。
授賞式には何を着て行こうかなどと馬鹿げたことも考えていた。
まるで宝くじを買って当たった時のことを考えるのと似ている。
所詮夢は夢である。才能があってこその夢だったのだろう。
崖っぷちに立ち追い詰められ「負けるもんか」と思っていた。
精魂込めて命がけで書いた詩が藻屑のように散っていく。
それは「認められたい」欲に対する罰なのかもしれない。
それならば打ちのまされようと覚悟も少し出来てきたように思う。
鞭はいくらでも受けよう。これ以上傷つくことはないだろう。
とことん罵倒すればいい。それでも私は生きることを忘れない。
人生はまだまだこれかららしい。
定命が尽きることを怖れるよりも定命を信じてみたいと思う。
最後の最期に「いい人生だった」と思えるような私でありたい。
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