| 2022年08月25日(木) |
何があっても母は強し |
明け方まで雨が降っていたけれど日中は晴天となる。
法師蝉が声を限りにして鳴いていた。
彼らも8日の命なのだろうかとふと空を仰いだ。
入道雲は見られずうろこ雲が空を秋に見せようと泳いでいた。
厳しい残暑ではあったけれど空に救われたような気がする。
嫌なことを見つけるより嬉しいことを見つけたいと思っていた。
けれどもさらりと水に流せないことがどうしてあるのだろう。
不愉快なこともある。それが未だに尾を引いていて苦しい。
他人に誠実さを求め過ぎるのだろうか。それは思い通りにはいかない。
こればかりは日にち薬が必要なのかもしれない。

今日はやっと母の声を聴くことが出来た。
嬉しさよりもどれほどほっとしたことだろう。
散々迷ったけれどもう限界に思えて今朝は病院に電話をかけてしまった。
あくまでも伝言としてケイタイの充電を依頼したのだった。
しばらくしてからケアマネさんから電話があり
母のコロナ完治、今日一般室に移ったと報せがあった。
やはり危惧していた通り未だに感染が拡がっているらしい。
まだまだパニック状態が続いているようだった。
ケアマネさんも現場で闘っているとのこと頭が下がるばかりである。
多忙にも関わらず電話をかけてきてくれてひたすら感謝に尽きる。
午後、母からの電話。声を聴くのは2週間ぶりであった。
ただ介護士さんに促されてかけたらしく少し不機嫌な様子。
私が仕事中なのを気遣ってくれていたのだろう。
ちょうど来客中でゆっくりと話せなかったけれど
最後に母は「ありがとうね」と言ってくれた。
親不孝な娘にとってそれほど嬉しいことがあるだろうか。
その一言でどれほど救われたことだろう。
コロナを乗り越えた母。やはり信じていた通りだった。
何があっても母は強し。私はそんな母の娘であることを誇りに思っている。
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