ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2022年08月18日(木) 夏に生まれた子はおひさまの匂いがする

朝のうち小雨が降っていたけれど午後にはよく晴れる。

猛暑日にこそならなかったが厳しい残暑となった。


職場は来客多し。同僚が汗だくになって頑張ってくれる。

お昼前に支払いに来てくれたお客さんはコロナだったとのこと。

全くの無症状で狐につままれたようだと話す。

自宅待機期間が終わればもうPCR検査はしないのだそうだ。

本当にもう大丈夫なのだろうかと私は不安でならなかった。

無症状の人も多いと聞く。そんな人達が普通に日常生活を送っているのだろう。

いつ何処で接触するか分からない。それは大きな危機だと思う。


午後、母の施設から電話があり経過報告があった。

昨夜も母に電話してみたけれど繋がらず気になっていたところだった。

熱は微熱とのこと。幸い肺炎の心配は今のところ無いようだった。

ただ喉の痛みが治まらないのか食欲があまりないらしい。

点滴で栄養分を補ってくれているとのこと。至れり尽くせりである。

職員の感染で人手不足になっているのにも関わらず

家族に報告をしてくれて本当に感謝せずにはいられなかった。

「頑張って下さいね」と告げるのが精一杯であったけれど

「ありがとうございます」と応えてくれて胸が熱くなってしまう。





我が家は平穏そのもので今日は娘の41歳の誕生日であった。

早朝からの陣痛は夕方まで続きどれほど痛みに耐えたことだろう。

産院で夕陽を浴びた。傍らには母が付き添ってくれていたことを思い出す。

流れる汗を母が団扇で扇いでくれたのだった。「もう少しやきね」

やっと産まれた娘は産声をあげず「お願い泣いて」と狂ったように叫んだ。

おぎゃあおぎゃあと娘の産声が聴こえた時には私も涙を流していた。


夏に生まれた子はおひさまの匂いがする。

娘はずっと我が家の太陽のように明るく輝いていた。

結婚式も挙げないまま我が家を風のように飛び出して行ったけれど

今は二人の可愛い孫の母となり再び我が家の太陽になっている。

「いつまでも居ないから」はもう口癖のようになってしまったけれど

私はもうすっかり覚悟していてその日を恐れてはいない。


41年の歳月は何物にも代えがたい「幸福」そのものであった。




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