曇り日。薄っすらではあるけれど西の空が茜色に染まっている。
聴こえるのはホトトギスの鳴き声。なんだかとても必死であった。
まるで何かを訴えているような。とにかく聴いてやらねばならない。
語り合うことが出来たらどんなによいだろうか。
それはいつも一方通行で私の片想いのようでもある。
夜明け前に耳にすることが多いだけに夕暮れ時には切なさよりも
力強さを感じるのは不思議なことだなと思う。

仕事から帰宅したら小学校から電話がありあやちゃんが腹痛とのこと。
保健室で休んでいるらしく少し早めに迎えに行っていた。
今日はプールの授業がありその後の腹痛らしかった。
顔色が少し悪かったけれどけっこうあっけらかんとしている。
下痢もないようだし心配する程のことではないだろう。
夕食の支度をしていたら娘が帰って来ていきさつを話したら
「そろそろかもね」と二人で頷きあったことだった。
先月に初潮を迎えておりほぼ一月が経っている。
こればかりは女の子の宿命でどうしようもできないことであった。
とにかくそっと見守るしかない。いくら家族でもタブーである。
私も書くべきではないと今まで触れずにいたことであった。
あやちゃんが知ったらきっと傷つくことだろう。
たとえ日記だとしても家族のプライバシーを守らねばならない。
公開されいてることを前提として慎重に対処するべきなのだろう。
そのぶん自分を曝け出す。ありのままを記したいと思っている。
少しずつ私は変わって行くかもしれない。
たとえどんなにつまらない日記でも私の「いのち」を信じて欲しい。
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