小雨が降ったりやんだりで気温もさほど上がらず。
週末までぐずついた天気が続くらしい。
明日は大雨の予報が出ていてついつい身構えてしまう。
今年の梅雨入りは例年より早いのかもしれない。
田んぼの畦道や道路沿いにコスモスに似た黄色い花を見かけるようになった。
外来種で「オオキンケイギク」という名の花らしい。
漢字だとどう書くのか調べてみたけれど分からなかった。
繁殖力がとても強く駆除対象の花になっているのだそうだ。
花には罪はないけれど咲く土地を間違えてしまったのだろう。
見つけたらすぐに根こそぎ引き抜くようにとネットには書いてある。
憐れな花なのだなと思う。ただ遠い国から旅をして来ただけなのに。

息子の早出が続いており今朝も6時にはけい君が来ていた。
息子も気を遣っているのだろう。朝食は済まして来たとのこと。
茶の間にはまだ炬燵を置いて在り潜り込んだけい君はとても眠そう。
あやちゃんやめいちゃんと遊ぶ余裕もない慌ただしい朝のことで
7時過ぎにはそれぞれが重いランドセルを背負い登校して行く。
息子のお嫁さんは身の回りの物を取りに一度帰宅していたらしいけれど
けい君は学校へ行っており顔を合わすこともなかったそうだ。
もうあの日からひと月が過ぎた。母と子の複雑な気持ちを察するけれど
けい君は一言も母親のことを口にせずひたすら我慢をしている様子。
お嫁さんの実家からもあれ以来何も言っては来ないのだった。
前途は決して明るくはないけれど少しでも希望をと願わずにいられない。
何事にも限界はあるけれどその先にはきっと未来があるのだと信じたい。
夕方、仕事を終えた息子が迎えに来た時けい君は炬燵で寝ていた。
まるで炬燵布団が母親であるかのようにすっぽりと潜り込んで。
「おい、起きろ、牛丼買いに行くぞ」と息子が起こす。
今夜の夕食は吉野家の牛丼らしい。
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