午前中は晴れていたけれど午後からぽつぽつと雨が降り始める。
幸い冷たい雨ではなく少しくらい濡れても平気だった。
お昼で仕事を終わらせてもらって病院へ向かう。
いつもはお薬だけだけれど今日は診察があった。
待ち時間が辛いので早めに行き順番を取っておく。
前回の診察はいつのことだったか。
医師からきついことを言われ不覚にも泣いてしまったのだ。
よほど相性が悪いのだろう。信頼感は一気に薄れる。
嫌悪感もつのり顔さえも見たくないと思っていた。
けれども今日は診察を避けられず仕方ないと観念する。
とにかく自分からは何も話さないこと。
訊かれたことだけに応えるように努めてみた。
医師も素直な患者だと思ったのだろう。優しい笑顔を見せてくれる。
これからまだ長く付き合っていかなければいけない。
ようは私の心がけ次第なのだと改めて思った。
短時間で薬を貰えたので次は母の施設のある病院へ向かう。
先月分の支払いを済ませケアマネさんに会いに行くと
主治医の先生から大切な手紙を預かっているとのこと。
それは現在の母の病状に関することで
心臓は落ち着いているけれど腎機能が著しく低下しているらしい。
最悪の場合は透析をしなければいけないのだそうだ。
病院には透析の設備が無いため転院し施設も替らなければいけないと言う。
母の命を守るためにそれは必要なことだと分かっていても
慣れ親しんでいる施設を替るのはとても酷な事に思えてならない。
近日中に家族の意思を知らせてほしいと言われた。
私の一存では決められず明日にでも義父に相談しようと思う。
母との面会も叶ったけれど終始仕事の話ばかり。
資金繰りは大丈夫か。無事に年を越えられそうか。
事実上は引退している母であってもやはり心配でならないのだろう。
会社の通帳を見せたら「あらまあ」とびっくりしていた。
私が「ボーナスも貰うからね」と笑いながら言ったら
「お父さんにもあげてね」と義父の事を気遣っていた。
今年最後の面会になるだろう。どうか元気に新年を迎えて欲しい。
買物を済ませ帰路を急いでいたらけい君の小学校から着信。
今朝は久しぶりに登校していたけれど午後からまた微熱とのこと。
養護の先生からの電話で保健室で預かっていると言う。
今日は息子からお迎えを頼まれていたのですぐにじいちゃんが向かった。
マンションへ送り届けたらお嫁さんは寝ていたらしい。
おそらく昼間のうちに睡眠薬を飲んでいたのだろう。
今さらどうしようも出来ない事だけれど遣り切れない思いが募る。
けい君が不憫でならないけれど手も足も出せなかった。
けい君、晩ご飯はちゃんと食べられたろうか。
息子は夜勤なのだろうか。何も分からないまま夜が更けていく。
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