連日の小春日和にほっこりと心が和む。
今夜も室温が20℃もありずいぶんと暖かい。
歩き遍路には最適の季節なのだろう。
今日も6人ほどのお遍路さんを見かけた。
印象的だったのは修業僧と思われる黒装束のお遍路さん。
まだ若く20歳くらいに見えた。とても凛とした姿。
足元は草鞋で颯爽と歩く姿が眩しい程だった。
ふと今は亡きKさんを思い出す。彼も修業僧だった。
何故死を選んだのかと思うと胸に熱いものが込み上げてくる。
職場に外国人のお客さんロージーがオイル交換に来てくれた。
日本語がずいぶんと上手になって会話が弾む。
それでもなるべく英語をと思い私も頑張ってみた。
お互いがカタコトでそれも愉快でならない。
彼女は近いうちに歩き遍路に挑戦するのだそう。
「オヘンロイクネ。ガンバルネ」と話してくれた。
そのために新しい靴を買ったのだそう。
今日はその靴を履いていて「ナイスシューズ」
きっと良き旅になるだろうと自分の事のように嬉しかった。
上手く伝わるかなと思いつつ私もお遍路に行きたい事を話す。
でも足が痛くて歩けそうにないことも話してみた。
ロージーは一瞬「オーノー」という顔をしたけれど
私の肩に手を置いて「ダイジョウブ」と励ましてくれた。
言葉は上手く伝わらなくても心はちゃんと伝わっているのだと思った。
それはとてもあたたかく心に沁みるふれあいであった。
ロージーの歩く姿に自分を重ねて私の夢がふくらむ。
決して夢をあきらめてはいけない。
|