台風一過。とはいえ殆ど荒れることもなく朝を迎える。
幸い難を逃れられたようで何よりだった。
名残の風が爽やかに吹き抜け過ごしやすい一日となる。
川仕事の予定だったけれど川が増水しており断念していたのだけれど
様子を見に行っていたじいちゃんが「大丈夫そうだぞ」と帰って来る。
大潮なので思いがけないほどに水が引いていたらしい。
少しでも頑張ってみようかと急いで準備をして出掛けたのだった。
漁場に竹杭を打つ作業。「打ちっこ」と名づけられた機械で
川の中を右往左往しながらせっせと杭を打って行く。
驚いたのはじいちゃんが一人で7割ほど済ませてくれていたこと。
若者ならともかく70歳が近くなり本当によく頑張ったと思う。
「やればできるやん」とほめたら得意げな顔をして微笑んでいた。
おかげで来週中には作業を終えられる目処が立った。
10時には帰宅出来たのですぐに着替えてカーブスへ行く。
肉体労働の後の筋トレはさすがにきつかったけれど
これでもかこれでもかと老体にムチを打つように頑張った。
私もやればできるのだ。諦めてしまったらそこでお終い。
その足で母の入居料を支払いに病院へ行ったら
思いがけずに母の写真をアルバム風にしたものをいただく。
今年も「敬老会」が出来ないので家族へのプレゼントなのだそう。
そこにはとてもお茶目な顔をした母の笑顔があふれていた。
ケアマネさんが「可愛いでしょ」と言うので私も思わずそう声が出る。
孤独だとか寂しさだとかそんな様子は微甚も感じられなかった。
声を聴きたいとも思わない。会いたくもないなどとそれは嘘なのだ。
まるで自分の本心を見抜かれたような気持ちになる。
薄情なはずの娘なのにどうしてこれほど胸が熱くなったのだろう。
午後4時。今日は平常授業だった孫たちが帰って来る。
そこであやちゃんから朗報。明日の運動会を見に行っても良いと。
すっかり諦めていたのでまさに夢に餅のようなことだった。
ここ数日感染者の数が落ち着いているので学校側も緩和したのだろう。
寛大な計らいにはただただ感謝するしかない。
明日の運動会を楽しみに今夜もぐっすりと眠ろうと思う。
それにしても今日は充実した佳き日だった。
ありがとうございました。
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