ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年08月03日(火) 記憶の中の母

晴れたり曇ったり。おかげで猛暑も少し和らいでいた。

それでも「今日も暑いですね」がこのところのご挨拶。

立秋まであと4日。厳しい残暑がしばらく続くことだろう。


山肌には鉄砲百合がたくさん咲いていたけれど

ここ数日のうちにすっかり枯れてしまったようだ。

暑さに強いのは百日紅。目を見張るほど鮮やかに咲いている。

その名の通り百日咲くのかなと思う。枯れるのだろうか散るのか

その花の最後を見た記憶がない。それほどに長く咲くのだろう。






仕事は少し忙しかったけれどそれなりにぼちぼち。

今週は木曜日に同僚の技術研修が一日がかりであり

私も午前中に乳がん検診があるので臨時休業をすることになった。

来週の月曜日は「山の日」で祭日。週末からはお盆休みになる。


義父は取り立てて何も言わないけれど

母が居たら目くじらを立てて怒ることだろう。

「そんなに休んだら仕事にならない」などと言ったに違いない。

汗水流して働くのは従業員なのだけれど思い遣ることを全くしない。

母は根っからそんな人だった。なんだか悪口のようでごめんなさい。

そうして自分は一日も休もうとしない。そんな気丈な人だった。


そんな母も今では同僚の体調を心配していて気遣ってくれる。

私の事ももちろん。家族のことまで気遣ってくれるのだった。

現役時代とは確かに違う優しい母がそこにいた。


施設での単調な日々。寂しさも確かにあるだろうけれど

もしかしたら本当の自分を取り戻したのかもしれないと思う。


私の記憶の中の母が遠くなる。

もうぶつかり合う事もいがみ合う事もないだろう。

何よりも私は救われたように楽になった。




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