曇りのち晴れ。やっと夏空らしくなる。
青空に入道雲。これでこそ夏だと叫びたくなった。
朝の道に名残の紫陽花。ずいぶんと遅れて咲いたようだ。
まわりにはすっかり枯れて化石のようになった紫陽花ばかり
つい目を背けてしまいたくなるけれどそれがありのままの姿だった。
遅れて咲いた紫陽花はどんな気持ちでいるのだろう。
仲間の亡骸に悲しむ術もなくただ我が身の宿命を受けとめているのか。
独りきりで咲いてしまったのだ。真夏の陽射しがただただ眩しい。

職場は連休明けで来客の多い一日だった。
オイル交換やタイヤ交換に来てくれたお客様と会話が弾む。
私にも気の合うお客様と苦手なお客様がいて
今日は気の合うお客様ばかりで会話するのがとても楽しかった。
若いお客様だとスマホをいじったりしてくれるので
話しかけずにそっとしてあげたほうが良いのだけれど
高齢のお客様や同年代のお客様の場合はそうはいかない。
仕事の手を休めてちゃんと目を見て会話をするようにしている。
それが田舎ならではのささやかなおもてなしかなと思っている。
お客様とふれあうことも大切な仕事なのだった。
定時で仕事を終えられたので今日こそはカーブスに行きたかった。
買い物を済ませて帰宅したら3時過ぎ。急いで準備をして出掛ける。
わずか30分の筋トレだけれど仕事を終えてからはけっこうキツイ。
夕飯の支度までに帰ればよいのだと思っていても時間が気になる。
洗濯物を取り入れなければ。あれこれすることはいっぱいあった。
それでも精一杯の気持ちになって有意義な時間を過ごす。
帰宅したら娘が洗濯物をたたみ終えてくれていて肩の力が抜ける。
やはり娘の協力がなければ平日のカーブス通いは無理なのではと思った。
夕食後あやちゃんがピアノの練習をしていた。
子供部屋は狭くスペースが無いのでピアノは私の部屋に置いてある。
練習曲は季節はずれの「ジングルベル」だった。
声をかけたら「集中したいので黙っていて」と叱られる。
うんうんなかなかいい感じ。上手に弾けているなあと思った。
「季節はずれに咲いた花が重宝されるように
みんなと同じでなくてもよい 自分のペースで咲けばよい」
私の部屋の壁にはそんな言葉の色紙が貼られてあった。
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