ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年06月20日(日) 酷道を選ぶ

爽やかな晴天。梅雨の晴れ間はとても嬉しいものだ。

外に洗濯物を干すのも久しぶりのこと。

ひとつひとつ愛しむように丁寧に干す。

ずらりと干し終えたのを微笑みながら見るのがとても好きだ。



それからお大師堂へ。すっかり日曜日の恒例となった。

従兄弟から「やまもも」と「すもも」を沢山頂いていたので

お大師さんにお裾分け。旬の物をお供え出来てとてもほっとする。

蝋燭に火を灯し拙い般若心経も清々しくお堂にこだまする。

さらりさらりと流れる大河。川辺には姫女苑の花がとても可愛い。



娘が仕事だったら諦めようと思っていたけれど

おそるおそる訊ねたら「今日は休みよ」と言ってくれる。

ああ良かった。早速じいちゃんとドライブに行くことになった。

いつも行き当たりばったりで車に乗ってから西か東かを決める。

父の日なので新しいシャツを買ってあげたくて西に向かった。

青山に寄り2割引きのセールでおまけに商品券もあって

わずか600円でゲットする。そうとは知らず大喜びのじいちゃん。


それからやっと行き先を決めて愛媛との県境にある篠山(ささやま)へ。

宿毛市の楠山(間寛平の生まれ故郷)から登山道へと入る。

篠山へ行く道は他にもあったのだけれどあえて酷道を選んだ。

舗装こそしてあるけれどガードレールもない細い峠道のこと

落石があったり木の枝が転がっていたり谷の水が道に流れていたりと

またまたこれは「ポツンと一軒家」の道だねと笑い合いながら。


対向車がなく幸い。登山客と思われる人と三人会っただけだった。

山肌に少し広い場所がありそこでお昼のお弁当を食べる。

お弁当はもちろんのことだけれど山の空気のなんと美味しいこと。


うんぐりかんぐりやっと峠を登りつめ篠山の駐車場まで着いた。

頂上までは徒歩でなければ行けず諦めてしまったけれど

弘法大師さんにもゆかりのある神社があるのだそうだ。

春には躑躅やシャクナゲがとても綺麗に咲いていたのだそう。

いつか行ってみたい。夢のように思いつつ下山したことだった。


帰り道は南予の国道を選ぶ。県をまたぐ移動にはとても複雑な気持ち。

車から降りなければ良いだろうと宥めつつの帰路であった。

それでも高知ナンバーで愛媛の道を走るのはとても心苦しいものだ。


コロナ禍でさえなければと歯がゆくも思う。

行きたい所に自由に行ける日はいったいいつのことだろう。


それでも「また行こうな」と私たちのささやかなドライブだった。







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