ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年06月06日(日) ふたり元気なうちに

曇り日。時おり薄っすらと陽射しがある。


紫陽花がとても鮮やか。一雨ごとにそれが増す。

雨に打たれるたびに力強くなるのだろう。

試練なのではなく喜びに変える不思議な生命力を感じる。


私はどうなのだろう。打たれるほどの雨に遭ったのだろうか。

少し濡れただけで弱音を吐いている愚かな花なのかもしれない。

いや花ではない。草でもない。ただ根だけはある名無しの植物。







朝のうちにお大師堂へ。今朝は誰にも会わずひとり静か。

川のせせらぎの音を聴きながら拙い般若心経を唱える。

きりりと身が引き締まる。そうしてとても清々しくなる。

誰のためでもない自分のためなのではないかとふと思った。


花枝(しきび)がそろそろ葉を落とし始めていて

来週には活け替えてあげなければいけない。

お供えのお菓子も残りわずかになっていた。

自分にも役目があることはほんとうにありがたいこと。



10時頃からじいちゃんとぶらりと出掛ける。

今日は西に行ってみようと決めて宿毛新港へ行くことになった。

海上自衛隊の輸送船が入港していると聞き見てみたいねと言って。

港へ着いてびっくりした。それはそれは沢山の車と人々。

「みんな考えることは一緒だな」とふたりして苦笑いする。


輸送船は思っていたよりも巨大で壮観な姿をしていた。

ヘリコプターも載っていて大きな音を立てている。

船首でラッパを吹き鳴らす隊員の白い制服も凛々しかった。

写真は逆光で仕方なく諦めてしまったけれど

孫たちに特にけい君に見せてあげたい光景であった。



宿毛には美味しいラーメン屋さんもあるのだけれど

コロナ禍のことで外食は控えようと云うことになり

港の近くのコンビニで昼食を買い求め海辺に車を停め食べる。

コロナが落ち着いたらラーメン食べようねと約束した。

いつのことだろう。まだ先は見えないけれどきっと叶うだろう。



帰り道は助手席で眠ってばかりいた。

「ごめん眠い」と言えば「寝たらいいさ」と言ってくれる優しさ。

とろりんとろりんしているうちにもう我が家の車庫に着く。


ふたり元気なうちにが今日も叶った。

だんだんと遠出は出来なくなったけれど近場でもいい。

また思い出作りしましょうね。親愛なるじいちゃんへ。



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